◆小沢啓二『初めて明かすユダヤ式・金儲けの生の声』を読み解く

 

※要旨


・ビジネスの信用は、自分の旗を掲げることでつかめる。

そして、契約を守る、これはユダヤ商法の鉄則だ。


・富を守る3つの原則

1.最初に稼ぐことを考え、実践する。
2.賢く投資する。
3.確実に守る。

 

・ユダヤ式財産作りの基本は、財産三分法。

1.現金
2.不動産・貴金属
3.事業(仕事)


・野村證券の創業者・野村徳七は、株式の取引で不敗だった。
その要諦は、自分の目と足で徹底的に調査したこと。

 

・ロスチャイルド家の言い伝え

1.成功を見るまでは、みだりにそれを多言しないこと。

2.商業の要は、「秘する」にあり。
ゆえにわが商略は深くおさめて、他に漏らすなかれ。

3.万事成功の秘訣は、自家の業務を怠らないこと。

 

・ロスチャイルド家が巨利を得たのは、だれよりも早く情報を収集し、それを秘密裏にビジネスに利用したからだ。
フランクフルトを中心に、パリ、ロンドン、ナポリとネットワークを広げ、ビジネスにつながる情報を収集し、それを利用することによって財を築き上げていった。

 

・JPモルガンは、銀行家だった父親から、徹底的に教育を施されている。

「教育費は生活費を削ってでも出せ」

というのが、ユダヤ式考え方だ。


・交渉ごとは、腹を決めているほうの勝ちである。
交渉力を磨け。

 

・いま、膨大な量の情報が国境を飛び交っている。
しかし全体像をとらえる目がなければ判断を誤る。
それを避けるためには、たしかな情報源を国内外に持つことだ。

そうした人と電話一本で話せる関係、直接会って率直に意見を交換できる関係をどのくらい持っているかがポイントになる。
そして、価値ある情報はフェイス・ツー・フェイスでもたらされることが多い。

 

・「政府と法ができぬことを、マネーがやるのだ」

→JP・モルガンの根本の発想。

 

※コメント
「損して得をとれ」という発想は、日本の商売にもユダヤ系のビジネスマンにも多い。
会食などでも、彼らが多めに支払いすることが多々ある。
彼らこそ、会食の重要性と情報交換の大切さをつねに意識している。

 

 


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