◆せきしろ『たとえる技術』を読み解く
※要旨
・「たとえる」と一瞬にして目の前の世界が変わる。
・それは風景を鮮明にし、
感情を際立たせ、想像力を掻き立て、
そして伝わる。
見えるものも見えないものも
すべてを変えるのだ。
・昔の話。
まだ多くの人が雑誌を買って、
そこから多くの情報を得ていた頃の話だ。
ある日、
何もしていなかった私に雑誌の仕事が舞い込んできた。
知り合いの編集者が仕事をくれたのだ。
キャプションと呼ばれる写真や絵に付けられる短い文を書く仕事だった。
・そんなとき役立ったのが「たとえ」である。
たとえば、ファッション誌で写真が並んでいる。
どれも定番の服だ。
しかし定番とだけ書いていても文字数が足りない。
そこで「たとえ」付けた。
・この本はもしかしたらあなたにとって
『単三電池が必要なのに間違えて単四電池を買ったような本』
なのかもしれないが、
いつか『「あっ、前に買った単四電池が引き出しにあったはず!」
と役立つような本』
になることを願っている。
・「幸せ」とは。
→郵便受けの中に自分宛の郵便が入っていた時のような幸せ
→席替えで窓側になったような幸せ
→ソーメンを流してくれる役の人がいるような幸せ
→札束のお風呂に入るような幸せ。
・「うれしい」をたとえると。
→最後の期末テストが終わった時のようにうれしい
→思っていたより買取額が高かった時のようにうれしい
→大浴場に自分ひとりだけのようにうれしい
→2度寝してもオッケーな時間だった時のようにうれしい
※コメント
たとえることがこんなにも強力な武器になるとは思わなかった。
たしかに面白い人は、たとえをうまく使っている。
修行したい。
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