◆野地秩嘉『会話の天才:自分を変える3つのスキル』を読み解く

 


※要旨


・会話は「笑う、ほめる、相槌をうつ」だけでいい。
これはキャバクラの店長に教わったことだ。


・自分がちゃんとした姿勢で聞いていたら、
相手も熱心に話す。
そうすると、こちらの話も聞いてくれるようになる。


・柳井さんと孫さんのエピソードにあるように、
会話する、雑談する前にまず姿勢をよくすることが必要。
よい姿勢で話し、よい姿勢で聞く。
身を乗り出して聞くだけで
相手の話が面白く聞こえてくるから不思議だ。


・会話をする前の気配りは非常に大事だ。


・わたしは会話が苦痛だった。
そこでいろんな人に会って、取材をたくさんした。
その体験から人と話すことにおびえないようになった。


・そして、質問する力、雑談する力は数をこなせば
レベルは上がっていくと感じた。
とくに雑談力は多くの人に会っていると確実にレベルアップする。


・雑談は簡単だ。
前に会った人が話していた内容で
自分が面白いと感じた話を次に会う人に紹介すれば、それでいい。
それが雑談なのだ。


・話し下手でかつ話すのが苦手な人は、
どこかで一度、強制的に人に会う訓練をしたほうがいい。
いろいろな人と会って自分が面白いと感じた話を仕入れる。
それを雑談としてほかの人に話す。


・面白い話とは、自分しか知らないこと。
面白く話すとは、
自分しか知らないことをみんなに分かるように話すこと。


・会話を盛り上げる技術を修得するためには、
真似と独創を繰り返すことが最短距離だ。
真似とは、話のうまい人のしゃべり方を
よく観察しコツを盗むこと。
肝心なのはそっくり真似するのではなく、
自分の独創を入れる。
これを毎回繰り返す。


・接待では質問すること。
これがデキル人のヨイショだ。
面白い話を披露するより、よほど効果がある。


・雑談上手になるためには、
何より場数を踏むことが必要だ。


・お金を使うのはイヤだという人は、
タクシーの運転手さんや商店街のおじさんや
おばさんと話してみること。


・人と触れ合わなくては会話はできない。
そうして雑談に慣れてくると、
「話がうまい人の特徴」も自ずとわかってくるものだ。
あと、ひとり旅行という武者修行もよい。


・馬場康夫さんにはじめてお会いして挨拶したとき、
直立不動で直角に頭を下げられた。
しかもなかなか頭を上げない。
これだけ直立不動で直角の挨拶をする人は、
高倉健さんと馬場さんくらいだ。


・気配りや礼儀作法に関して馬場さんは、
「人をまねるといい」
とおっしゃっていた。


・この人、話すのがうまいな、と思った人は、
たいてい話がいきなり飛んでいたのを思い出す。
話がうまい人は関心があらゆる方面に散らばっている。
その関心がまた別の関心につながり、
どんどん広がっていく。
そうすると話があちこちに柔軟に飛ぶ。


・関心が幅広く話題が豊富だからこそ話が飛ぶ。
だからこそ、聞く人を飽きさせない面白い会話ができる。

 


※コメント
やはり会話の上達には場数が必要のようだ。
そして観察力。
あらためて、その大切さを実感した。


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