◆佐藤芳之『アフリカで25万人の生活を変えた日本人起業家』を読み解く
※要旨
・わたしの人生の旅は、
東北の田舎から始まった。
20代でアフリカ大陸へ。
ガーナ大学を修了後、
ケニアでさまざまなビジネスを試み、
35歳で立ち上げた小さなナッツカンパニーを
世界5大マカデミアナッツ・カンパニーに育てるまでになった。
・このナッツ・ビジネスは最終的に社員数4000人、
契約農家5万軒、
農場の敷地面積は東京ドーム780個分まで拡大し、
私はケニアで25万人の生活に関わることになった。
それまで現金収入のなかった人たちがきちんと収入を得て、
家を建てたり、子どもを学校に通わせたりできるようになった。
25万人の生活が大きく変わった。
・「何かやりたい」
今は、その気持ちだけあればいい。
・よく「やらずに後悔するより、
やって後悔したほうがいい」
なっていいますが、
やって後悔することなど、まずないのだ。
・自信には、根拠がないほうがいい。
夢を叶えるには、根拠のない自信がいる。
・つらいとき、どん底にいるときほど
明るく生きる。
「根拠のない自信」がパワーを発揮するのは、
まさにそういうときだ。
・「オーナーシップ」があれば、
仕事は楽しくてたまらなくなる。
・必死にやらない、夢中でやる。
・五感を通して起こる、
しびれるような感動に正直でいる。
・合言葉は「フット・ファースト」。
ヘッドファーストで考え始めるから、
足がすくんでしまう。
それなら、まずは「足を出せ」というわけだ。
ただし、ぼんやりとした目標は立てること。
・身軽でいれば、チャンスをつかめる。
・動けば、偶然が必然に変わる。
自分でも、本当に不思議だなと感じるのだが、
とにかく走り続けていれば、
しかるべきタイミングでしかるべき人が
あらわれて力になってくれる。
・いったん走り出せば「偶然」のほうから
歩み寄ってくる。
そして、その偶然がやがて必然に変わってくる。
・本人が夢中で楽しそうにやっていれば、
人は自然と吸い寄せられる。
問題は山積みでも、みんなでワイワイ言いながら
走ればこれもまた楽しい。
・人や偶然の力を借りる。
それもひとつのセンスだ。
・まずは「形」にしてしまう。
・不安なときほど、動いてみる。
新規プロジェクトを始めるとき、
わたしはよく社員にこういいます。
「つくれば、人はやってくる」
新しい農園に木を植えるときも、
新しい工場を建てるときも、
わたしはみんなにこう声をかけるようにしている。
・ある映画の主人公は、周囲にバカにされても構わず、
トウモロコシ畑を切り拓き野球場を作り始める。
要は、つべこべいわず、
さっさとつくってしまいなさい、ということ。
・余計なことは考えず、
とにかくやってしまえばいい。
農園を耕して苗を植えればいい。
工場を建てて製品をつくればいい。
そうすれば人はおカネの匂いを嗅ぎ付けて寄ってくる。
・私がケニアナッツをそれなりに
大きくできたのも、
「つくれば、人はやってくる」
と信じてやってきたからだ。
・実際に動き出せば、
まわりの見る目が変わり始める。
・わたしには、足りない力がたくさんある。
しかし、「でっかい絵を描く力」は誰にも負けない。
未開拓の何もない草原を目の前にしても、
ナッツの木がすくすくと育っている「絵」、
そしてナッツの殻を剥いたりローストしたりする
機械が工場にずらりと並び、
みんながそこで楽しそうに仕事をしている「絵」が一瞬で、
細部まで本当にいきいきとイメージできる。
つまり、何もないところに「絵を描く力」。
これは誰にも負けない。
・いつか自分のしている仕事が「ぴったりくる」
「世の中でやるべき仕事をしているな」
と思えたら、もう最高。
そのくらいのつもりでやればいい。
・「自分や己の会社の利害を超えたところに
確信を持てれば、事業にスジが通ってくる」
(NECの小林宏治)
・最初はみんなド素人。
どんなにすごい人でも、
ゼロからのスタートだ。
※コメント
佐藤さんの人生をたどると、
やればできる、ということを学べる。
人生何でもあり、何でもできる。
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