◆清水亮『文系でも知っておきたいプログラミングとプログラマーのこと』を読み解く

 


※要旨


・実はプログラマーとは、
職業を意味する言葉ではない。
ランナーが職業を意味しないのと同じように、
プログラマーは生き様のひとつだ。


・プログラミングという、
現代の魔法に魅了された人々を
プログラマーと呼ぶのだ。


・納品物の定義を決めるのは発注者なので、
プログラマーにお願いしたとしても、
発注者がイマイチだと、
出来上がりもイマイチになってしまう。


・だから文系ビジネスパーソンも
プログラミングやプログラマーをある程度は
理解しておく必要がある。


・プログラミングというのは誰がやっても
同じ結果になる仕事ではない。
プログラマーの能力によって
出来上がるものに100倍以上の性能差が
生まれることも珍しくない。


・まずはプログラマーと友達になることだ。
そしてその人に相談すべきだ。
自分はこういうものを作りたい、
そのためにはどのようなプログラマーが必要なのか。
それともどこかソフトウェア開発会社に
発注しなければならないのか。
だとするとどこがいいのか。


・全く業界に伝手がないという場合は、
商談会に参加するのが近道だ。
特に、リードエグジビジョンジャパンが主催する、
「スマートフォン&モバイルエキスポ」
「WEBマーケティングEXPO」
などのイベントは、
無数の開発会社が一堂に会する貴重なイベントだ。
そこにいけば自分のイメージに合う会社と
出会うことができる。

 

・できる企画者は発注する前に、
完成形が見えている。
彼らはまず明確で魅力的な完成形をビジョンとして示し、
プログラマーが自分の人生の一部を賭けてでも
それに挑戦する価値があると感じられる目標を示す。


・中途半端なIT用語を使わないように、
この本の巻末付録の用語辞典を丸暗記したり、
普段からわからない用語があったら、
わかるまで調べる癖をつけよう。


・人は「来週」と言われると「すぐだな」と
思ってしまうが、
実際には1年間は52週間しかない。
それは来週、といった時点で1年の2%もの時間をロスしてしまう。


・プログラマーの能力は、
人によって何千倍も違う。
これがプログラマーという仕事の特殊なところ。
あるプログラマーが半年かけてやることを、
別のプログラマーは1時間で
終わらせることができる。


・用語辞典を頭から読もう。
全く門外漢な世界に来てしまったとき、
最初に頼りになるのは用語辞典だ。


・用語辞典はわからないあったときに用語が使う、
というのが一般的な使い方だが、
できれば時間を見つけて
用語辞典を頭からおしりまで、
通しで読んでおきましょう。


・というのも、
一度読んだだけでは用語の本当の意味がピンと
来なくても、誰かが話しているのを聞いて、
最低限、文字だけは思い浮かべることが
できるようになるからだ。
これだけでもずいぶん違います。


・プログラマーとのプロジェクトを成功させるための
第一歩は、用語を覚えて正確に使えるようになることだ。


・参考書は拾い読みするのが正解。

 

 

※コメント
違う世界のことと思っていたが、
少しずつでも勉強していくと、
文系とプログラミングの共通点が
見えてきておもしろい。
文系と理系の融合をはかりたい。


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