◆苫米地英人『40歳から差がつく生き方』を読み解く

 


※要旨


・40歳までは「お勉強」期間。


・人生100年時代には、
40歳くらいまでは「お子さま」と言ってもいい。
お子さまだから「お勉強」をしなければならない。


・ハーバードMBAの経営知識だけでは、
もう経営できない。


・「情報の抽象度」
これは、情報空間における視点の高さのことを指す。


・今ではそれだけで通用する時代ではない。
抽象度の高い情報から、
現場の細かい情報まですべてを知らないと、
抽象度の高い的確な判断ができない。


・言い換えれば、
「全体像を知るには、現場の細かい情報が必要」
だということだ。
そして逆に、現場の細かい情報を理解するには、
全体像を知っておく必要もある。


・ゲシュタルトと呼ばれるが、
抽象度の高いルールと抽象度の低い情報が
ひとまとまりとなっており、
双方向性を持ち始めたのである。


・最低20年間は勉強し続けないと
知識量として不十分。


・創業者だけでなく、
後継者にも詳細な現場知識が求められる。
ジョブスの後任となったティム・クック社長は、
現場上がりでいろいろな部門を回っている。


・自分のファイナンスの実態をつかめ。
そのためには企業の財務諸表と同じように、
家計も、損益計算書、貸借対照表、
キャッシュフローを把握する必要がある。


・資産を頭に入れると、
収入にとらわれなくなる。


・家の帳簿をつければ、
ファイナンスの意識が高まる。
帳簿をつけると、
収入源をいくつかつくっておく
必要があることもわかる。


・世界中の新聞を読め。
好きな出版社の本を読みあされ。


・多くの40代の人は、
圧倒的に知識量が少ないだろうから、
今日から酒は禁止。
酒好きの人には申し訳ないが、
酒なんて飲んでいる暇はない。
そんな時間があったら、
少しでも新聞や本を読んで
知識を身につけたほうがいい。


・生き方を考える前に
大量の知識を身につけておく。


・40歳までは、まず左脳を鍛えておく。
大量の知識を頭に入れて、
知識をもとに論理を自在に
使えるようにしておかないといけない。


・今や、マニアックな
テクノクラートでないと経営できない。


・現代の企業経営というのは、
ものすごくオタクな世界である。
そのためには膨大な知識が必要になる。
それには、必死で勉強を重ねなければならない。

 

※コメント
斬新な発想であり、
あたらめて勉強とは何かを考えさせられた。
どう生きるべきか、いま一度研究したい。



 

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