◆熊野整『外資系投資銀行のエクセル仕事術』を読み解く

 

※要旨


・投資銀行について、
知られていない事実がある。
それは、投資銀行が顧客にもたらす価値の一つが、
超人的なエクセルスキルに
支えられた数字力だということ。


・大型M&A案件でのシュミレーションなど、
複雑な計算も自動計算されるのだと
思われるかもしれない。
それは大いなる誤解だ。


・時には数千億円にのぼる、金額の計算も、
担当者がエクセルのセルを1つずつ埋め、
シートを1枚1枚積み上げて行っている。
もちろん、すべて手作業だ。


・エクセルをめぐる社内トラブルや苦手意識が生まれる原因は、
「エクセルの基本ルールが社内で徹底されていない」
ことに尽きる。


・本書で扱う数字力は、
「エクセルをフル活用して、
収益予測をシュミレーションする数字力」だ。


・投資銀行では「エクセルの見やすさ」に
徹底的にこだわる。


・エクセルこそ、フォーマットにこだわるべきだ。


・「フォーマットの緩みは気の緩み」
「フォーマットの間違いはチーム全体の責任」
という意識を、ぜひチーム全員で共有してください。


・計算のチェックは、「超」重要。


・投資銀行はエクセル計算が「超」速い。


・エクセルで大切なのは、
基本的な計算をどれだけわかりやすく、
ミスなく行えるか。
ショートカットキーを覚えるのは後回し。


・エクセルを使う機会を増やそう。

 


※コメント
外資系におけるエクセル事情がよくわかった。
難しい計算式を多用しているのではなく、
基本に忠実に、丁寧に綺麗に作っていることが、
理解できた。


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amzn.to/1kRkY2h

 

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