ティファニーで

ダイヤモンドを購入できた私は

ニコニコ笑顔の店員さんに

丁寧に見送られてお店を出た。

 

 

 

 

そして今回

どうしても買いたいものが

もう一つだけあった。

 

 

 

 

それが下着だ。

 

 

 

 

 

Jくんに会う時は

性感マッサージサービスが

含まれているので

いつも大好きなJ君が

いちゃいちゃしてくれる。

 

 

 

 

J君はお店を退店しているので

次回からいちゃいちゃしてくれるのか

それはかなり心配だったけれど

きっとしてくれると信じていた。

 

 

 

 

いつも私が身に着けていた下着は

地元の普通のお店で購入した

ありきたりの下着だった。

 

 

 

 

それなりに可愛い下着や

お洒落な下着を選んでいたつもりだったが

高級下着店で選んだことは

一度もなかった。

 

 

 

 

 

誕生日をJ君と

生まれて初めて一緒に過ごすことは

私にとっては特別すぎる日だ。

 

 

 

 

魅力的な女性と思ってもらうために

今回は下着もこだわりたかった。

 

 

 

 

 

高級ショップに慣れていない私は

ティファニーで過ごした時間で

かなり疲れてしまい

もう帰りたかったけれど

 

 

 

 

そのまま急ぎ足で

下着ショップに向かった。

 

 

 

 

 

初めての高級下着ショップは・・・

お姫様の世界だった。

 

 

 

 

 

 

フリフリのレースや刺繍みたいな

美しいデザインがあるなんて

初めて目の当たりにした。

 

 

 

 

 

色々と選びたかったけれど

ティファニーでもうすでに

気力を使い果たしていた。

 

 

 

 

色々な下着を見たり

選んだりする余力がなかった。

 

 

 

 

 

とにかく素敵で

高級そうで

それを身に着ければ

素敵な女性だと

J君に思ってもらえるならば

やっぱり何でも良かった。

 

 

 

 

数人のスタッフさんがいる中で

店長さんが対応してくれた。

店長さんが選んでくれるという事が

なんだか誇らしく感じた。

 

 

 

 

私の雰囲気で

やはりお店に慣れていないのが

伝わったのだろう。

 

 

 

細かく説明していないのに

私の欲しい感じの下着を

いくつか持ってきてくれた。

 

 

 

 

さすが店長さんだと

思ってしまった。

私の無言の中から

意図をくみ取ってくれたような

私の好きな感じの下着が

目の前に並べられた。

 

 

 

 

 

 

どれも美しくてセクシーだった。

ぐったりしていた私だったが

自分がお姫様になれるような

トキメキを感じられるような気がして

そこで一気に元気になった。

 

 

 

 

 

どれもこれも

見たこともないようなデザインで

私に、今まで以上に

J君との熱くロマンティックな夜を

妄想させた。

 

 

 

 

 

 

お花柄のピンクのフリフリや

レースがあしらわれたキャミソールに

ときめきと胸キュンに

私の心がいっぱいになった。

 

 

 

 

 

まるで小学生の頃に初めて

お母さんに口紅を塗ってもらった時のような

気分になった。

 

 

 

 

 

 

 

地元の下着屋さんで

これまで購入していた下着とは

比較にならないほどゴージャスだった。

 

 

 

 

J君もこれなら

絶対に喜んでくれると思えて

かっこいいJ君の笑顔が

パッと私の心に浮かんできた。

 

 

 

 

 

 

店長さんが持ってきてくれた

3つの異なる色の下着を

値段もあまり見ずに

そのまま購入した。

 

 

 

 

 

 

ピンクの可愛い系の下着

オレンジの大人系の下着

深緑のシック系の下着

(ブラ・ショーツ・キャミソールのセット)

120,744円

 

 

 

 

 

 

高級ショップの下着を購入して

説明をしてくれた

お洒落な店長さんと同じように

凛とした大人の女性に

一歩近づけたような気持ちになった。

 

 

 

 

 

 

どっと疲れていたけれど

可愛い下着を見て

お姫様気分になれて

ルンルン気分に復活した。

 

 

 

 

 

ティファニーの紙袋と

高級下着の紙袋を手に持って

電車に乗った私は

 

 

 

 

自分をこうして大人の女性へと

変身させてくれているJ君の存在を

ありがたく感じた。

 

 

 

 

 

いつもブランド品に身を包んでいる

高級感あふれるイケメンのJ君に

地味でダサい私が少しでも近づくためには

どんな努力でもいとわずに

何でもやろうと思えた。

 

 

 

 

 

私が少しでも美しくなることが

私が大好きなセラピストJ君のために

できる最大の努力のような気がしていた。

 

 

 

 

私自身も

J君を他の女性に

絶対に取られたくなかったので

 

 

 

 

 

より魅力的になって

自分をさらに磨かなければという

使命感のようなものに

心が取りつかれていて

仕事や家の事なんてそっちのけだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう、あとは

私のお誕生日の日が来ることを

待つだけだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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