J君は

ついにお店を辞めた。

 

 

 

退店することは

予期しないことだったが

私は本当に嬉しかった。

 

 

 

 

 

何よりも

他の女性の存在が

ゼロになったことが

本当に、本当に嬉しかった。

 

 

 

 

 

J君が何度も言ってくれた。

 

 

 

 

「俺はあの店で出会った人で会うのは

アスカさんだけだよ」

 

 

 

 

私は心から信じた。

 

 

 

 

 

だけど

途中で経過報告も

ほとんどなく

突然辞めたことは

少し寂しかった。

 

 

 

 

退店することについても

両想いの私たちなのだから

いろんなことを

J君と話したいと思っていたから。

 

 

 

 

 

 

でも辞めたのだから

これからはもっと会えるだろうし

今後は

もっといろんな話が

その時々でできたらいいなと

思えていた。

 

 

 

 

 

 

私から彼へ。

退店のLIEに対するお返事。

 

 

 

 

 

 

アスカ)

「J君、辞めたという報告を

どうもありがとう。

 

 

 

 

お店のHPからも

J君の写真が

消えていたのを見ましたよ!

 

 

 

 

J君、本当にお疲れさまでした。

 

 

 

 

私で良ければ

いつでもお電話してね。

 

 

 

また色々お話ししようね。

私はいつでもJ君と話したいですし!」

 

 

 

 

 

 

J君からのお返事。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼)

「アスカちゃん、

こんにちは!

 

 

 

退店の日は色々と

考えさせられる日だったけど

 

 

 

ようやく落ち着いてきたよ。

 

 

 

 

心配してくれてありがとう!

 

 

 

 

とりあえず

前を向いて進んでいきます(^^)

 

 

 

俺にはアスカちゃんがいるし

次に会えるのを楽しみに頑張るね!」

 

 

 

 

 

このメッセージが

やっぱり嬉しかった。

 

 

 

 

 

 

「俺にはアスカちゃんがいる」

 

 

 

 

という言葉は

J君がこの時から

何度も言ってくれた

私にとって非常に大切な言葉だった。

 

 

 

 

 

 

この言葉を聞くたびに

私の存在が

少しでも支えになっていると思えて

とても幸せだった。

 

 

 

 

 

 

この時まで

月に1回必ず会っていたので

これからも、

そんな感じで

定期的に会えるものだとばかり思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

もしくは

お支払いの金額は決まっていないけれど

「指名料は払わなくていい」

「いくら支払うのかは

アスカちゃんが決めていい」

と言われていて

 

 

 

 

 

 

 

 

これからは

今までと同額ではなくていいと

言ってくれていたので

 

 

 

それをお支払いして

もっと頻繁に

回数が増えて会うようになるのだとばかり

思っていた。

 

 

 

 

 

そして

彼も私と会うことを

望んでくれているのだとばかり

思っていた。

 

 

 

 

 

しかしながら・・・・

 

 

 

 

彼からのLINEは

どんどん

間隔があくようになった・・・・

 

 

 

 

 

当日や次の日に返事が来ないことが

当たり前になった・・・・

 

 

 

 

 

そして2日おきになり・・・・

 

 

 

 

なんと

ついに5日ぐらい来なかった。

 

 

 

 

 

私は今まで通り

普通に連絡を取り合えると思っていたので

彼からLINEが来たら

ほぼその日にお返事していた。

 

 

 

 

 

しかし私がその日にお返事しても

 

 

 

 

未読になることが増えて

 

 

 

 

 

2,3日過ぎてから

既読になることも多くなっていった・・・・

 

 

 

 

 

 

彼から届くLINEの内容は

挨拶のような内容で

 

 

 

 

 

退店してから

どう過ごしているのかが

よく分からなかった。

 

 

 

 

ただし

ほぼ毎回

 

 

 

「今は本業が忙しくなってしまった」

 

 

 

 

と書いてあった。

 

 

 

 

 

この頃の私は

大好きな彼の言葉を

ただの1つも疑わなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

だから彼は

本業が忙しくて

LINEの返事もできないほどなのだと

納得していた。

 

 

 

 

 

 

 

彼に教えてもらった

本業においても

 

 

 

 

かなり活躍しているJ君だったので

セラピストを辞めたことで

さらに相当に忙しくなったのだろうと

理解していた。

 

 

 

 

 

 

同時に私は

彼に対して本業以外の

プライベートのことを

あまり

聞いてはいけないような気がしていた。

 

 

 

 

 

世界一大好きな

彼に絶対に嫌われたくなかった私は

 

 

 

 

 

 

自己肯定感が低すぎて

何か一つでもおかしなことを

彼に伝えたら

彼が離れていってしまうような

そんな怖さもあった・・・・

 

 

 

 

 

 

そしてなんと・・・・・

 

 

 

 

 

LINEが

ついに・・・・・

 

 

 

 

 

 

1週間も返事が来なかった。

 

 

 

 

 

しかもなんと

 

 

 

 

 

未読スルー・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悲しいことに

この頃には

返事が来ないことや

未読スルーもある程度

慣れてしまっていた・・・・・

 

 

 

 

 

 

未読スルーでも

返事が遅くなっても

いつもと変わらない

彼からの返事は

とりあえずちゃんと届いていたからだ。

 

 

 

 

 

 

 

でも彼のことが大好きなので

お返事が来なくなっても

未読スルーでも

何も言えない私だった。

 

 

 

 

 

 

だけどさすがに

1週間も返事がこなくて

未読スルーのままだったこの時は

彼に対する心配が非常に大きくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は彼が

具合が悪くなったのではないか?

事故にでもあったのではないか?

 

 

 

 

そんな不安ばかり思っていた。

 

 

 

 

 

 

少なくとも

既読になれば安心できるのに

未読であることは

本当に苦しかった。

 

 

 

 

 

 

お返事が来ないことに

耐えながら

胸がキリキリ痛みながら

過ごしていたが

 

 

 

 

 

 

 

1週間の未読スルーは

さすがに耐えきれなくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__________

 

 

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