幸せな4回目に

プライベートLINEを交換した

私と彼。

 

 

今までは

お店で定められた

方法でしか

やりとりできなかったけれど

 

 

 

今日からは

彼のプライベートのLINEだ。

 

 

 

しかも

お客さんの中で

知っているのは

 

 

 

なんと

この私だけ・・・・・・・・

 

 

 

 

彼が

特別に教えてくれた

プライベートLINEが

嬉しくて

 

 

 

 

離れている期間の

LINEのやりとりも

ものすごく

楽しみだった。

 

 

 

 

これからは

LINEがあるから

彼と

離れていても

寂しくない。

 

 

 

 

 

 

彼を感じたいときは

LINEすればいいし

 

 

 

 

きっと

私を好きだと言ってくれた

彼も

沢山LINEをしてくれるのだろうな。

 

 

 

 

そんな期待感で

胸が

いっぱいだった。

 

 

 

 

 

指名

4回目の後に

 

 

 

 

彼から

嬉しい

アフターメール(LINE)が届いた。

 

 

 

 

 

 

「アスカさん、

今回もすごく幸せすぎだったよ。

 

 

 

 

 

 

アスカさんが

僕を信用してくれて

本当に嬉しい!!!

 

 

 

 

だから

アスカさんの信用は

絶対に裏切らないから!」

 

 

 

 

 

 

彼からのこの言葉が・・・・・・

 

 

 

 

私の心に

刺さるぐらい・・・・・・

 

 

 

 

本当に嬉しかった。

 

 

 

「裏切らない」という

力強い

文字が・・・・・・・

 

 

 

 

 

まるで画面から

飛び出てくるぐらい

 

 

 

 

私にとっては

大切な

一言で・・・・・

 

 

 

彼からのLINEは

私に

幸せな未来しか

連想させなかった・・・・・・

 

 

 

 

 

そして、

 

 

 

 

こうも書いてあった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

「アスカさん!

 

 

 

これからお互いに

もっと信頼できる

関係性になって

 

 

 

 

今以上に

仲良くなって

 

 

 

 

今以上に

幸せな時間を

一緒に過ごそうね(*^^*)」

 

 

 

 

 

 

 

このころの私は

 

 

 

 

このような優しい言葉を

 

 

 

 

 

本心じゃない気持ちで

言う人がいるだなんて

 

 

 

 

人生で

一度たりとも考えたことが

なかったのだ。

 

 

 

 

だから

世界一かっこいい

イケメン彼も

 

 

 

 

本心で

本気で

 

 

 

私との幸せな

これからの日々を

考えて

 

 

 

 

こういってくれているのだと

信じていた。

 

 

 

 

 

 

「もっと信頼できる関係性」

という

彼からの言葉は

 

 

 

 

イケメン彼にとっては

どうだったのか

当時は

分からなかったけれど

 

 

 

 

私にとっては

重すぎるほど重くて

尊い

至福溢れる

言葉だった。

 

 

 

 

 

 

4回目の

このアフターメールから

次に会う5回目までは

 

 

 

ほぼ毎日のように

セラピJから

 

 

 

 

甘くて

優しくて

 

 

 

誠実で

思いやりに溢れる

言葉の数々が

 

 

 

 

 

 

私にしか

教えてくれていない

彼の

プライベート

LINEによって

届いた。

 

 

 

 

ほぼ毎日

LINEで

いっぱい褒めてくれて

いっぱい会いたいと

言ってくれた。

 

 

 

 

 

いつの間にか

私の生活は

 

 

 

 

 

 

彼のLINEを楽しみにして

それをウキウキして

待って

私もラブラブなLINEを送って

やりとりするというような

日常に

変わっていたのだった。

 

 

 

 

 

彼に会う前までの

私の日常生活よりも

 

 

 

彼と出会い

LINEを交換してからは

 

 

 

 

人生に

ハリがあって

ときめきがあって

 

 

 

 

生きている実感を

強くもてるような

日々だった。

 

 

 

 

 

 

 

ただ・・・・・・・・

 

 

 

 

この時に

気になっていたのは・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

彼は

私が手作りした

4回目の

お弁当を

 

 

 

あまり

嬉しそうでも

楽しそうでもなかったのに

 

 

 

LINEには

私と会ったことを

 

 

 

 

「幸せすぎだった」

 

 

 

満面の笑みで

送ってきたのだ。

 

 

 

 

この文章を見て

嬉しいなと思いつつも

 

 

 

 

なんとなく

変だよなぁと

 

 

 

 

私の心は

ちょっとだけ

思っていたのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

女とは

きっと

こうして

ちゃんと

ほんの少しの違和感に

気付くものなのだと

思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

それを

直視するのか

 

 

 

 

それとも

見て見ぬふりをするのか

 

 

 

その

違いがあるだけで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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