女風セラピストにとっては
女性客に会うことは
そのまま、お金を稼ぐことに
直結しています。
つまり
女性は恋愛感情や
好意を持って
男性に会っているとしても
男性セラピストにとっては
恋愛や本物の
人間関係ではなく
お金を稼ぎ
お金を増やすための仕事なので
ある意味
指名を取れるかどうか
リピートしてもらえるかどうかは
死活問題でもあると言えます。
女性と会う時の気持ちとして
そこが
女性とは大きな違いです。
女性のほうは
「会いたいから会う」だからです。
男性が指名してもらうために
また
その客をつかんでおくために
使っているテクニックを
私はずっと後から知りました。
最も驚いたのは
男性セラピスト側には
「こうすれば、指名がゲットできる」
というような
マニュアルのようなものまで
存在するそうです。
私の様に
風俗の世界を知らない
普通の女性は
まさかそんなマニュアルがあって
テクニックを使われているなんて
思いもしないでしょう。
ですが
風俗を利用するということは
客側が冷静に判断することが
自分で自分を守ることになるので
このようなテクニックを知っておくことは
重要だと私は思っています。
私がこれまで知った
セラピストのテクニックを書いてみます。
これがもし普通の男女関係なら
純粋なる男性の優しさということになりますが
仕事として
指名のために
これらをやってくれていると思うと
喜べない女性のほうが多いでしょう。
私がされたこともありますし
されていないこともあります。
・時間を決められた時間よりも
長くいる
（私も初回30分長くいてくれました・・・）
・プレゼント等をあげる
・悩みを相談する
・他の人には話さないような
話をする
・記念日やイベントなど
一緒にお祝いする
・コンビニなどで支払ってくれる
（基本的には女性がすべて支払うルールですが
何かを買ってもらえると嬉しいものです）
・短い時間で予約してもらい
長い時間一緒にいる
（120分で予約してもらい
300分一緒にいる等）
・時々はお金を払わなくても会う
（通称プラべ＝プライベート を行う）
・食事代やホテル代を出してくれる
・本名を教えてくれる
（源氏名で活動しているので
本名を教えてくれると特別感がアップします）
・本業等プライベートのことを
教えてくれる
・免許証等
身分の分かるものを見せてくれる
・自分の家に連れていく
・サービス料金
外のことをしてくれる
（禁止されている本番行為・
電話での通話等）
次に、女性が喜ぶような
言葉がけのテクニックです。
・「○○ちゃんだけだよ」
・「○○ちゃんは特別だよ」
・「○○ちゃんは一番だよ」
・「○○ちゃんに出逢えて嬉しい」
・「○○ちゃんみたいな人は初めて」
・「懐かしい感じがする」
・「離れないでね。ずっと一緒にいようね」
・「○○ちゃんが大切。大事にするね」
・「○○ちゃんは妙に安心する」
・「これは他のお客さんには言わないのだけど・・・」
・「○○ちゃんにしか言っていないよ」
・「プライベートでも会いたい」
・「こんなに素敵な人、見たことない」
・「会えたのは運命だよね」
・「僕を支えてくれるのは○○だけ」
・「奇跡的な出逢いだね」
・「なんでこんなに相性が合うんだろう」
・「いつも応援している。いつでも連絡して」
・「ランキング上位は○○ちゃんのお陰」
・「早く会いたい」
・「他のお客さんと会っている時も
○○ちゃんの事考えてる」
・「他のお客さんと会うと疲れるけど
○○ちゃんと癒される」
もしこれらの言葉が
金銭が発生していない状況であれば
素直に嬉しいものでしょう。
しかしながら
もし
これらが
男性セラピストが
「自分の収入を増やすため」
だとしたら・・・。
そして、
私一人に対してではなく
誰にでも同じようなことを
言っていたとしたら・・・。
他の女性に
何を言っているのかは
分からないので
セラピストは
いくらでも誰にでもいえる言葉です。
そしてそれが
起きてしまうのが
風俗の世界なのです。
私はこんな風俗の
常識に対して
無知で情報が皆無だったので
セラピJが
心から言ってくれているとばかり
思っていましたし
信じていました。
私と同じように
悩んでいる人が多いと
匿名掲示板や
Twitterで後から知って
私だけじゃなかったのだと
いうことは
少しの救いです。
女性にとって
自分の好きだと思っていた
男性が
「お金を増やすために」
優しい言葉をかけていたと
知ることは
傷つきますし
そんなにも悲しいことは
他にないといえるでしょう。
風俗をよく知る方にとっては
常識なのでしょうが
何も知らなかった私にとっては
これらのことを知ったときには
ものすごく怖い世界だと
震える気持ちでした。
女性が傷つかないことを
祈るばかりです。