イケメンと

ソフトなイチャイチャから始まり

 

 

優しいキス

温かなハグ

丁寧な前戯行為・・・

 

 

 

どれも大満足すぎるほど

大満足だった。

 

 

 

だがこの日は

初回だったので

緊張もあったためか

私は絶頂に達することはなかった。

 

 

 

だが、

これほど心も身体も

これほど満足するひと時は

過去に過ごしたことがないほど

 

 

 

 

 

幸せと気持ちよさで

いっぱいだった。

 

 

 

 

普通の男性と

性行為をする場合は

私は絶頂に達したいという欲望が強く

 

 

 

 

 

 

自分が絶頂を迎えるまでは

男性に攻めてもらうことが

普通だったし

過去の男性も

それを喜んでやってくれる人

ばかりだった。

 

 

 

 

 

でもこの日は

終了時間が決まっているので

私が絶頂を迎えるまでは

難しいと思ったし

 

 

 

あまりにも

気持ちよくて陶酔していたので

絶頂に達することは

なくてもいいと

心底思えていた。

 

 

 

 

女風は

本番行為は禁止されている。

 

 

 

この日は

私ばかり攻めてもらって

いつの間にか時間が過ぎていたので

私が彼を気持ちよくするということを

考えもできなかった。

 

 

 

 

だから

彼にとって

気持ちいい時間を過ごせたのか

私は少し不安になって

彼に聞いてみた。

 

 

 

「私がすごく気持ちよかったから」

 

 

 

 

 

「J君も、気持ちよい時間を過ごせていたら

私は嬉しいんだけど・・・」

 

 

 

 

 

そうしたら・・・

 

 

 

 

 

予想しなかった言葉が

彼から返ってきた。

 

 

 

 

私にはとても意外だった。

 

 

 

 

 

 

「今から、アスカさんの身体を見ながら」

 

 

 

 

 

 

「僕、自分で自分のを触って・・・・」

 

 

 

 

 

 

「アスカさんの隣で、気持ちよくなってもいいですか?」

 

 

 

 

 

 

つまり

彼が

自分で自慰行為をしていいか

私に聞いてきたのだ。

 

 

 

 

私がなぜ驚いたのかというと・・・

 

 

 

まず

そんなことをするなんて

まったく予想していなかったから。

 

 

 

 

私が彼のことを舐めて

気持ちよくすることは

もしかしたらあるのかもしれないと

イメージしていたが

(この日はしませんでした)

 

 

 

 

彼がまさか

自慰行為していいか聞いてくるなんて

考えたこともなかった。

 

 

 

 

そして

性的サービスの中に

セラピストが自分の自慰行為をするということが

存在するなんて

(初経験の私には当たり前だったかもしれないけれど)

まるで想像できなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてもう一つは

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな超イケメンが

私に自慰行為をしているところを

見せるような

そんな雰囲気には

まったく見えなかったから。

 

 

 

 

 

 

この言葉は

私にしてみれば

 

 

 

 

 

 

アイドルが

私の目の前で自慰行為していいですか?

と言っているようなものだった。

 

 

 

 

 

 

心底驚いた・・・

 

 

 

 

 

だけど

私は

その言葉に

彼が私に心をゆるしてくれたような気がして

ものすごく嬉しかった。

 

 

 

 

そんな姿まで

さらけ出して見せてくれるんだ・・・・

 

 

 

 

とても嬉しかった。

 

 

 

 

 

そして

終了時間が近づいている

その空間で

 

 

 

 

彼は

自慰行為をはじめた・・・

 

 

 

 

 

 

今までの時間の中では

私に見せなかったような

 

 

 

 

 

ものすごく気持ちよさそうな顔を

 

 

 

 

 

 

私は彼の目の前で

見せていた・・・

 

 

 

 

 

 

凄く大胆なかっこうだった。

 

 

 

 

だって・・・

 

 

 

 

全裸の彼が

 

 

 

 

自分で自分のあそこを触り・・・・

 

 

 

 

 

気持ちよくなっているのだ・・・・

 

 

 

 

 

私はその隣で

何が起きたのか

とまどいながらも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな顔をして

自慰行為をするんだ・・・

 

 

 

そう思って眺めていた。

 

 

 

 

気持ちよさそうにしている

可愛い男の子を見ているかのような

 

 

 

 

まるで

母親のような気持ちにもなっていた。

 

 

 

 

 

 

 

衝撃というか・・・

喜びというか・・・

びっくりというか・・・

 

 

 

 

 

そこから彼は

自分のを触りながら

気持ちいい顔をして

 

 

 

 

 

初めて

彼の

喘ぎ声を聞いてしまった・・・

 

 

 

 

あんなにかっこよく見えた彼が

私の隣で

少し恥ずかしそうに・・・

 

 

 

自分で自分を触っている・・・

 

 

 

 

 

 

彼の喘ぎ声に

私はやはり

女性としての喜びを

深く感じていたのだった。

 

 

 

 

 

私は過去の男性が

私の目の前で

自慰行為するのは

ほぼ経験したことがなかったので

 

 

 

 

 

時間の終盤になって

本当に驚いた

出来事だった。

 

 

 

 

 

「すごく気持ちいい・・・」

 

 

 

 

 

セクシーな彼が

何度も何度も

そう呟いて

自慰行為を続けた。