(詩)知床の森、そこにはあの「リンゴンベリー」が有った
※ こけももだった! リンゴンベリーでジャムを作って・・ それが寒いここ知床の森にも、こけももとして存在しているのをこの時初めて知った!! コケモモ(リンゴンベリー) 知床斜里駅前 知床へ続く海岸道路 「詩」 リンゴンベリーの有る森 ☆ 学生時代以降の詩集「青いすずらん」より 知床5湖へのドライブは 斜里駅前から 始まった ジャガイモ畑の 白い花 空の碧と 見事にコラボ 限りなくつづく 一本の道に その花は存在感を 抱えていた 泡を吐くような オシンコシンの滝 その白く渦巻く 落水を横目に 知床五湖に 車を走らせる やがて空は 不気味な土色となり 雨雲を抱く無機質な壁となり 行く手を遮る 不安を抱き 頭の中も渦模様 やがて辺りは森に抱かれた 明るくなった 知床五胡入り口の駐車場 かつてここでの夜間観光時 エゾシカの 光る眼を見た事を思い出す 可愛いその姿と 不思議な鳴き声が 思い出された 湖へのルートに沿い 細い山道を歩く 辺りの木々に クマの爪痕 傷位置の高さからその 巨大さを実感 クマに注意の看板 危険も感じ 身を引き締める 最初の第1湖に たどり着く 緑の森に囲まれた 神秘的な湖の青 さざ波に目を瞬かせ その空間に 身をゆだねる 帰り道 先ほどの駐車場の店先に アルバイトだという 女学生 コケモモ酒(注)を しきりにお勧め 酒蔵からの商品だという 「味はどうですか?」と問うと ご本人は飲んでいないと 笑う ごめん!まだその年齢だものね!と更に笑う まだ 味わった事のない者同士の 他愛のない 会話が有った このコケモモこそ あのフィンランドの 森で見つけた リンゴンベリーだ ここでその事実を初めて知り 不思議な感情が沸いた 帰り道、先程とは打って変わり 見事な晴れ 思い出される 彼の地の森 懐かしさの心を今に抱きつつ 車を走らせた (注)アルコール度数 12~17度