※ 北欧の川の流れと短い秋が終わる頃・・誰かさんのいたずらも有る、彩り豊かな情景!

 

 

         

          haapoja(Finnish) の葉(春)

 

        

          haapoja(Finnish) の葉(秋)
    

        「詩」葉舟はぶね一つ 

                  ※   学生時代の詩集「りんごんべりー」より 
 

 

       小さな湖から流れゆく
       やさしい小川
       水底が浮き立つような
       透明な湧き水のよう

       粉のようにちらつく雪に 
       僅かな太陽の光がキラン
       この地の午後の 
       いつもの光景

       この地方に多い
       秋色のアスペンスの葉の流れ
       浅黄色のその美しさ
       右や左 前に後ろに競い合う
       あたかもボートレースの様だ 
          
       誰が浮かべた葉舟はぶね一つ 
       季節に似合わぬ若草色だ
       上流にいたずら色の春が
       迷い込んだようだ
       
       川上の岸辺には
       ミモザ色のコートを装う
       おとぼけ笑顔が見え隠れ
       若草小舟に気付かぬ素振り
       それでも笑いはこらえきれず
       ととっ と駆け寄り背中に隠れる

       この地方にある
       秋往く小川の
       しゅらちゅら流れと
       音の有る美しい風景