「アンチエイジングとSGLT2阻害薬」のヒミツ | 食餌を科学的に考えてみた~ケトン食、無塩、高カリウム、ω3脂肪酸~

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    <引用ここから>

    糖尿病薬で老化細胞除去 順天堂大、マウス実験

    2024年05月31日(金) 09:00 配信 共同通信社 

     糖尿病治療薬を使って、年を取ると増える老化細胞を除去することにマウス実験で成功したと、順天堂大の南野徹(みなみの・とおる)教授(循環器内科)らのチームが30日、国際科学誌に発表した。従来の薬より副作用が少なく、チームは「アルツハイマー病など加齢に伴う病気の薬開発につながる可能性がある」としている。

     細胞は加齢やストレスによって染色体が傷つき細胞分裂できなくなると除去されるが、一部は組織に蓄積し、炎症を起こしてがんや生活習慣病などの発症につながるとされる。チームは糖質を尿に排出させる働きがある糖尿病治療薬「SGLT2阻害薬」に着目し、投与による老化細胞の変化を検証した。

     肥満マウスに1週間投与すると、内臓脂肪に蓄積した老化細胞が47%減少し、内臓脂肪の炎症も改善。中年のマウスに20週間投与すると、走り続ける時間が26秒増加するなどフレイル(虚弱)の改善効果もみられた。エネルギー不足で活性化するリン酸化酵素が働き、細胞除去を促進していることが明らかになった。

     これまでに老化細胞の除去効果が確認された薬は抗がん剤が多く、副作用が課題だった。チームによると、SGLT2阻害薬は老化細胞に間接的に働きかけるため副作用が少ないという。

     注)国際科学誌はネイチャーエイジング

    <引用ここまで>

     

    SGLT2阻害薬の効果ということは

    老化細胞の生存には

    インスリンとナトリウムが必要なんですかね?

     

    薬剤を使わなくとも

    無塩ケトン食でも低インスリン・低ナトリウム血症にはできますよ。