高校生の時、偶然ピアノ調律師に出会い
調律の世界に魅せられた青年の物語。
ピアノ調律師という、限定的でマニアックな世界を知れるという良さもあるけど、
仕事との向き合い方みたいなものについても
すごく考えさせられる。
大きな何か大事件が起きるわけではないのに
主人公の仕事への一途さとか
暗闇でもがいている姿に
途中何度か胸が熱くなって、泣きそうになった。
なんだろう。
応援する気持ちなのか、
もしかしたら羨ましさみたいなものなのか、
何がそうさせるのかはわからないけれど、
何か込み上げるものが。
静かで深い世界観が素晴らしいとても素敵な本。





