もともと植物は大キライだった。
虐待育ちで、半袖を着れないほど、体中がミミズ腫れになるまでにわたしを傷つける母が、お花には見返りのない愛情と笑顔を向けてたから。
つぼみから花がチラつくと事件だ。
向日葵のような笑顔をつぼみに向けて、可愛い可愛いと声をかける。
植物なんて当たり前に咲いてるイメージだったから、なにがそんなに可愛いのか意味がわからなかったし、わたしにはこんな目(▲▲)なのに、植物にはこんな目(♡♡)
いい気がしなかった。
だから、結婚してもグリーンとか置かないし、なにかのキッカケでもらっても枯らしてばかり。や、枯れるんやろ、どーせ。くらいに思ってた。
数年前、多肉ブームが始まって、わたしはやっぱり興味がなかったけど、そのぷくぷくした様子が気になり始めた。
子供がすごく好きだから。
なんか、守ってあげたいような、守られるべきものであるような愛おしい感じがあって。
で、ハマり始めたんだけど、いちばんやめられないのは、多肉植物の増え方がドラマティックだから。
多肉植物には「葉挿し」という増やし方があって、落ちた葉っぱ(親葉)が、蓄えてる養分や水分を絞りだして、子を芽吹き、根を張り、自身は尽き果て土へと還る。
写真は、今まで朽ちたどの親葉よりも懸命に「与えた」感じが伝わってチョット感動した親葉。
虐待育ちで、半袖を着れないほど、体中がミミズ腫れになるまでにわたしを傷つける母が、お花には見返りのない愛情と笑顔を向けてたから。
つぼみから花がチラつくと事件だ。
向日葵のような笑顔をつぼみに向けて、可愛い可愛いと声をかける。
植物なんて当たり前に咲いてるイメージだったから、なにがそんなに可愛いのか意味がわからなかったし、わたしにはこんな目(▲▲)なのに、植物にはこんな目(♡♡)
いい気がしなかった。
だから、結婚してもグリーンとか置かないし、なにかのキッカケでもらっても枯らしてばかり。や、枯れるんやろ、どーせ。くらいに思ってた。
数年前、多肉ブームが始まって、わたしはやっぱり興味がなかったけど、そのぷくぷくした様子が気になり始めた。
子供がすごく好きだから。
なんか、守ってあげたいような、守られるべきものであるような愛おしい感じがあって。
で、ハマり始めたんだけど、いちばんやめられないのは、多肉植物の増え方がドラマティックだから。
多肉植物には「葉挿し」という増やし方があって、落ちた葉っぱ(親葉)が、蓄えてる養分や水分を絞りだして、子を芽吹き、根を張り、自身は尽き果て土へと還る。
写真は、今まで朽ちたどの親葉よりも懸命に「与えた」感じが伝わってチョット感動した親葉。
なのに、他のどの新芽よりも小さく、先が見えない小ささのまま親は朽ち果てていて、すごくドラマティックだなーって。
ふつうに枯れていく親葉はこんな枯れ方をしない。もっとクサクサっと枯れていく。
でもこの葉は、筋張ってて緊張感がある。最後の最後まで諦めなかった、いわば「お産」のような凄まじさを感じた。
だからこんなに多肉植物にだけはハマるんだと思う。
芽吹いた子には根もなく、わずか3mmの体で根をだす体力があるかなんて、考れば目を塞ぎたくなるけど、わたしはこの子がすごく好き。
多肉植物は人生を感じるから、好きなんです。