アテネオリンピックが始まり、新聞、テレビはオリンピックムード一色。
しかし、さほど興味がない私は例のごとく冬ソナを見ていた。
さて寝るか、とその前に何気に新聞を見てみたら深夜映画で『ヴィドック』をやるではないか!
これは観ないと。
てな訳で、少々睡魔を闘いつつこの映画を見た。

ヴィドックというのは、史上最初の私立探偵で、ビクトル・ユゴーの『レ・ミゼラブル』の主人公・ジャン・バルジャンのモデルにもなっている。
フランスでは有名な人物だが、日本ではあまりなじみがないだろうなぁ。

映画の内容は、タイトルになっているのにも関わらずこのヴィドックが死んでしまうところから始まる。
その後、相棒・ニミエの元にヴィドックから伝記執筆を依頼されていた、エチレンヌという青年が事件の解決と仇討ちを持ちかける・・と話が展開していく。
最初はミステリーだけれど、「鏡の仮面の怪人」が出てくるあたりからオカルト色も加わる。
映像はとても綺麗だけれど、期待していたほど内容は凝っていなかった。
しかも、途中で犯人が分かっちゃうし。
なんかミステリーとオカルトが中途半端にごっちゃになっているんだよねぇ。
見終わった後は何だか消化不良な感がいなめないのは私だけだろうか。

夏の風物詩、G1クライマックス。
天山が2連覇を達成。
とにかく、今回の天山は凄かった。
決戦の前に2回試合をしていて、決戦相手の棚橋に比べると体へのダメージもかなりあったはずなのに、本当に頑張った。
天山おめでとう!!

そして、夜は新撰組。
山南さん、とうとう脱走。
あ~、もう来週切腹なんて。
堺様のステキなまげ姿が見られなくなるなんて寂しい。