今日、留学生S君を夕飯に招待した。
S君は、朝鮮人参を片手にやってきた。
「これ、おやげみです」(←お土産ね)
こんな言い間違いも微笑ましい。
私は中国語の本を片手に何とかお互いの交流を図ろうと必死だった。
しかし、私が夕飯を作っている最中、長男とS君は何やら盛り上がっていた。一応会話は出来るものの、まだまだ宇宙語の長男と日本語を習いはじめたばかりのS君、二人の言葉はかみ合わないだろうと思いきや、長男は大はしゃぎ。
子どもに言葉の壁というものは存在しないのだなぁ。
S君は、息子がジグソーパズルを完成させた時「頭、かいいね」と言って頭を撫でていた。
息子も「頭かい~」と言いながら頭を掻いていたので、息子がまたおかしなことを吹き込んだのかと思ったら、どうやらS君は「頭がいいね」と言いたかったようだ。
さて、メインの夕食。
S君の好みを聞いていなかったので、メニューをどうしようか悩んだが、炊き込みご飯、春雨サラダ、アジフライの3色野菜あんかけを出したが、S君は
「おいしいです」ときれいに食べてくれた。
その後は、S君より中国語のレクチャー。
さすが、ネイティブの発音は美しい。
今まで中国語には全く興味がなかったけれど、S君と知り合えたことで私は新たな世界を知ることが出来た。