心理学と悪霊の話 | Hideo ♰ の悔い改めるブログ

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 スピリチュアルで悪霊体験をして、キリスト教信仰で聖霊による奇跡体験を通して、昔から好きだった科学的思考や心理学への興味からいい歳してから放送大学に入学して心理と教育コースを学ぶようになりました。今も地元教会に住み込みで牧師の補佐をしながら教会役員で修道院生活みたいな感じになっています。フルタイムの仕事も持っているので、現代版半修道士みたいなものかも知れません。半分献金で住ませてもらっているようなもので、自分も仕事して教会に献金するので自分の経済が教会に組み込まれているようなものです。神に感謝です。

 

 心理学の学びも順調で、そろそろ後1、2年くらいで卒業取れそうになってきました。大学院にも進む予定です。しかし、当初考えていた、悪霊からの学びと心理学での学びが繋がる特異点みたいなものはまだ見つかりそうにありません。私としては、精神科医で心理学者のユングが1908年にブルクヘルツリ病院を去り、チューリッヒ湖畔のキュスナハトの自宅を新築して自宅診療と研究執筆に専念するようになった、ユングの関心が神話や宗教に移行した時期、のちにオカルト現象の心理研究などもやり出した感じの場所が自分の出発地点みたいな感じでもあります。

 

今の自分のレベルだと悪霊を夢想あるいは空想的思考としか説明できないでいます。悪魔の尻尾でも掴んで明るみに出すことができたら、それはもうすごいことだと思うので、奇跡だと思うけど、神の奇跡は存在していることも知ってるので奇跡を頼りに進むことにしています。

 

それはそれで、「悪霊と時間」について思案していると、良い本に巡りあうことができました。心理臨床的時間というものがあって、それを学ぶ題材として紹介されていました。

 

上記の「モモ」です。

 

これは児童文学作品ですが、作者があのネバーエンディングストーリー原作者のミヒャエル・エンデの作品です。

美しい児童文学作品でありながら、現代社会に対する予言的な作品でもあります。悪霊に時間を奪われている現代人に読ませてみたい作品ですね。

 

「時間」とは抽象的な概念でもあり、物理的な時間もあれば、心理的な時間もある。物理的な時間とは時計で測ることが出来る時間で地球の自転で太陽が沈んで登る時間でもある。心理的な時間とは、私たち人間が心で感じる時間のこと。

 

作品の中で時間とは人間が生きていることそのものだと表現されますが、

 

生きること=時間

 

という子供でもわかる単純な式と答えの中に非常に深いものを与えています。また、灰色の男たちという時間ドロボウの悪霊の存在も示唆的であり、物語を通して深い警鐘を与えています。

また、モモという名前の小さい女の子も心理セラピストの原型のようなもので、考察を与えてくれます。

 

また信仰的に読めば、

 

時間を司るもの=イエス

 

主人公モモ=キリスト信者

 

灰色の男たち=サタン

 

というふうに読むこともできる。ミヒャエル・エンデすげえ!と思った作品でした。

 

信仰者にとっても心理セラピストにとっても良書なので紹介しておきます。