以前からテレスールイングリッシュでご活躍のアナウンサー、グラディス・ケサダさんがついにカラカスのスペイン語版テレスールの画面に登場! グラディスさんはキューバ人で、永年ハバナでテレスール・イングリッシュのアナウンサーを勤めていた。英語放送なのでもちろん使用言語は英語。カラカスのスペイン語放送はスペイン語。2言語でアナウンスができるというのは、相当才能がある証拠である。

カラカスでテレスールイングリッシュを放送するときも、グラディスさんがアナウンスしている。

まだテレスールの仕事をしていない頃に、彼女が雑誌に発表したエッセイや音楽評を読んでみたが、グラディスさんは音楽の知識も豊富であるようだ。今スペイン語版テレスールには3人キューバ人女子アナがいる。ヤネット・ペレスさん、サライ・アモロスさん、グラディス・ケサダさんだが、こうしてみるとキューバという国は才能のある方が多い(教育が普及している、文化が多彩等々が理由か?)ことがよくわかる。

テレスールは最近、ラテンアメリカの文化紹介に力を入れている。2月にはブラジルのテレビ・バイーアとの共同製作でカーニバル・タイムという番組を制作した。ラテンアメリカ各地のカーニバル紹介という番組だが、グラディスさんはトリニダード・トバゴからかの地のカーニバルを取材した。トリニダード・トバゴはカーニバルが有名で、スティールパンが名物である。英語圏の国の取材なので、まさにグラディスさんにうってつけの仕事だった。カーニバル・タイムは楽しい番組で、ブラジルの特派員はのっちゃってギターは奏でるはパンデイロは叩くは、「こんなに明るい人だったのか?」と思わせるノリの良さだった。