ナタリー・ハープという女性をご存じだろうか? 36歳。トランプ大統領の補佐官で先日、トランプ大統領が「飛行機が撃墜されるかもしれない」とのイスラエル情報で飛行機を乗り換えたとき、他を差し置いて同乗させた人物で、大統領に影のように付き従っている。大統領は最近月は米国領だと主張したりカナダの首相を殴打する非常識な動画を公開しているが、それを作成しているのがハープ補佐官で、彼女はトランプ大統領に熱烈な恋文を書き、それが公開されている。

彼女には兄がおり、最近テレビに出て、キリスト教原理主義の家庭に生まれた兄妹だが、妹は兄と違い、キリスト教原理主義の考えに洗脳され、トランプ大統領を心酔しているのだと述べた。

その兄プレストン氏が最近、グレイゾーンのユーチューブチャンネルに出演し、自らをより詳しく説明した。

プレストン氏は現在ニカラグアに住んでいる。実はプレストン氏はかなり左翼的な考えの人なのである。その考えは西側メディアで取り上げられず、その人となりは、ニカラグアの極悪独裁政権を支持する変人として取りあげられている(byワシントン・ポスト)。プレストン氏によると、子供のころ、ベッドの中で懐中電灯を片手にハワード・ジンの「民衆のアメリカ史」を読んだそうだ。母親に見つからないように。

ただ、プレストン氏は家族や妹について話すことはあまり好まないように見える。それより、彼が話したいのは、ニカラグアが実に良い国だということだった。最近彼はけがをしたそうだが、無料で治療を受けたそうだ。水道代や電気代は安い。しかも最近ニカラグアは中国からバスを大量に購入して、公共交通が充実してきている。つまり、ぜいたくはできないけど、少ない賃金で生活できる国だということだった。

だが最後に質問者はなぜ妹はトランプ大統領に心酔しているのか? と聞いた。トランプは80歳の老人で、性差別主義者で、エプスタイン島でいかがわしい行為をしたといわれている。女性が嫌悪する要素を体現しているような人である。巷間いわれているのは、ハープ兄妹の父は2020年に自殺し、ナタリー・ハープはトランプ大統領に父に対するような感情を抱いているということだった。

プレストン氏は、妹とは長年会っておらず、関係はない。だから妹の気持ちはわからない。ハープ兄妹の父は、やさしく思慮深い人で、レーガン大統領やブッシュ大統領は支持していたが、トランプは支持していなかったそうだ。そこには、カルト的な狂信的な母親と、それと距離を置く父という家庭の情景が見えてきた。