最近「昭和の化石」云々と揶揄される事が多くなっている。
あまり言われるものだから「それのどこが悪い」と
大人げなくも言い返したりしている。
映画にしても文学、落語、音楽にしても
昭和の方が優れていたように思う。
東京がコンクリートで覆われる前、
人間の豊かさは、今とは比べ物にならない。
東映の「警視庁物語」では、30年代の東京がロケされている。
街の風景は見すぼらしく、貧しい姿が見てとれる。
ノスタルジーではなく、便利一辺倒の街ではなく
土の匂いがするような街が好きです。
こんな事を言ってるようでは、化石と言われても仕方ないのでしょう。
今は、録画してあるDVDを多く見ている。
「スペンサーの山」
ヘンリー・フォンダとモーリン・オハラが夫婦の役。
子だくさんの中の一人の息子が出来が良く
町の大学へ行く事になるが
その費用を捻出するため、H・フォンダが長年の夢であった
山の中の家を手放すしかなかった。
息子の為、建設途中の家に火を放つ父親。
一家の夢を背負って町の大学に行くバスに乗る息子。
デルマー・ディイビス監督が美しい自然の中に描いた物語。
この映画大好きで繰り返し見ています。
こんな映画、昭和でなければ見れないと思う。
昭和であろうが何であろうが、心揺さぶられる作品であれば
時代関係なく良いと思っている。
今、午後8時半。寝るには少し早い。
もう一本見られるように思う。
何を見るか?
それを考えるのも楽しい時間です。