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B級おもしろ映画館

古い映画や映画館をこよなく愛し
なによりも面白い映画が大好きなオジサンのブログです

最近「昭和の化石」云々と揶揄される事が多くなっている。

あまり言われるものだから「それのどこが悪い」と

大人げなくも言い返したりしている。

 

映画にしても文学、落語、音楽にしても

昭和の方が優れていたように思う。

東京がコンクリートで覆われる前、

人間の豊かさは、今とは比べ物にならない。

東映の「警視庁物語」では、30年代の東京がロケされている。

街の風景は見すぼらしく、貧しい姿が見てとれる。

ノスタルジーではなく、便利一辺倒の街ではなく

土の匂いがするような街が好きです。

こんな事を言ってるようでは、化石と言われても仕方ないのでしょう。

 

今は、録画してあるDVDを多く見ている。

「スペンサーの山」

ヘンリー・フォンダとモーリン・オハラが夫婦の役。

子だくさんの中の一人の息子が出来が良く

町の大学へ行く事になるが

その費用を捻出するため、H・フォンダが長年の夢であった

山の中の家を手放すしかなかった。

息子の為、建設途中の家に火を放つ父親。

一家の夢を背負って町の大学に行くバスに乗る息子。

デルマー・ディイビス監督が美しい自然の中に描いた物語。

この映画大好きで繰り返し見ています。

こんな映画、昭和でなければ見れないと思う。

 

昭和であろうが何であろうが、心揺さぶられる作品であれば

時代関係なく良いと思っている。

 

今、午後8時半。寝るには少し早い。

もう一本見られるように思う。

何を見るか?

それを考えるのも楽しい時間です。

 

 

 

 

 

「ふたり」 104分  1972年  アメリカ映画

       監督・ロバート・ワイズ

 

「フォロー・ミー」 93分  1972年  イギリス映画

       監督・キャロル・リード

 

巨匠、名匠と呼ばれた二人の監督の遺作。

大作や名作を数多く作り、映画史に燦然と輝く二人の監督の遺作が

地味すぎるラブ・ロマンスと云うのが不思議です。

 

「ふたり」は、ベトナム戦争の脱走兵であるピーター・フォンダが

アメリカに帰る途中。マラケシュからカサブランカを経てパリに向かう時

知り合ったリンゼイ・ワグナーとの淡い恋が描かれる。

ロバート・ワイズの見事な演出の上手さ、

撮影の名手アンリ・ドカエのカメラの美しさも冴えわたり

このラブ・ロマンスがムードたっぷりに描かれる。

 

「フォロー・ミー」

イギリス人と結婚したミア・ファローが生活に馴染めず

毎日、毎日、ホラー映画を見に出かける。

それを怪しんだ亭主が奇妙な私立探偵を雇い、素行調査をする。

トポル演じるこの探偵が、何と二人の仲を正常に戻してしまう。

この何とも言えないお話を、大人のファンタジーのような

作品に仕上げたキャロル・リード監督。

年はとっても見事なものです。

 

この二本、最初に公開された時は

地方ではこの二本がセットになっていた。

以来、私の中ではいつもセットで見るようになってしまった。

ドン・パチ映画が多くなっている今の映画界。

たまにはこう云った清々しい作品も良いもです。

 

冬本番を思わせる様に、冷え込みが強くなってきました。

温泉にでも入ってのんびりしたい所ですが

ストーマを装着している身には、簡単ではありません。

近くに個別の温泉施設がないか調査中です。

 

11月1日に始まったケーブル・テレビとのアレコレ。

今日でようやく終わり、パソコンも以前のように動くようになった。

毎日、誰かが家に来てアレヤコレヤと大騒ぎ。

ついでにパソコン回りも整理してスッキリ!!

座ったまま本や資料に手が届くので楽になり快適です。

普段夫婦2人だけの生活だけに疲れ切りました。

ようやく静かな日常になりました。

 

今週はドン・シーゲルで始まり、今はバート・ケネディ監督です。

ジョン・ウェインの会社に脚本家として雇われ

「モンタナの西」で、監督として日本デビュー。

その後も、西部劇を中心にキャリアを積み、

マカロニ・ウエスタン全盛の時も、

アメリカの風土に根差した西部劇に拘り続けた稀有の人だった。

「戦う幌馬車」 「続・荒野の7人」

「夕陽に立つ保安官」 「大列車強盗」

「大悪党ジンギス・マギー」 「女ガンマン・皆殺しのメロディ」

西部劇それもパロディ・ウエスタンが得意な監督だった。

 

ホンマカイナと云いたくなるような「夕陽に立つ保安官」

アン・マーグレット一人に振り回される

ジョン・ウェインやロッド・スタイガーの男達が愉快な「大列車強盗」

この2本が代表作と言えるようです。

アメリカ西部劇の衰退と共に作品数も減り

活躍の場がなくなって行ったのが残念でならない。

多くの作品がソフト化されたり、テレビで放映されていたので

今も楽しむ事が出来ます。

 

急に寒さがまして来て

大慌てで冬支度の真っ最中。

毛布やストーブを出したり、厚手のセーターを探したり

夫婦で大騒動!

これから約5ヶ月、山での寒さとの戦いです。