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B級おもしろ映画館

古い映画や映画館をこよなく愛し
なによりも面白い映画が大好きなオジサンのブログです

Wカップの一か月間の疲れが、どっと出てきました。

もうフラフラ、意識も定かではない。

こうなれば寝るしかないと思う。

それなのに今週は何故か予定がギッシリ!

今日は隣町まで猫のトイレの砂を買いに行った。

二階の老猫たちがこの砂をお気に入りで欠かせなくなっている。

明日は猫の爪キリで猫の病院へ。

金曜は電気屋さんがケーブルテレビの設定にやって来る。

木曜日だけが空いているが、多分買い出しが待っていそうです。

映画はあまり見ていません。

古い日活の映画を眺めています。

二年前に書いた記事の再録です。

 

「アゲイン」   1984年

  監督・構成・脚本・矢作俊彦

  出演・宍戸錠、藤竜也

 

昭和58年に創立70周年を迎えたにっかつが

70周年を記念して作った名場面集映画。

年老いた殺し屋がかつて共演したライバルを捜し求めて

彷徨するという構成をとっている。

構成・脚本・監督は作家ではじめて映画を手がける矢作俊彦。

登場する作品は以下の38本。

「狂った果実(1956)」「勝利者」「鷲と鷹」「俺は待ってるぜ」

「嵐を呼ぶ男(1957)」「嵐を呼ぶ友情」「女を忘れろ」

「南国土佐を後にして」「ギターを持った渡り鳥」「天と地を馳ける男」「口笛が流れる港町」「鉄火場の風」「拳銃無頼帖 抜き射ちの竜」

「霧笛が俺を呼んでいる」「拳銃無頼帖 不敵に笑う男」

「大草原の渡り鳥」「錆びた鎖」「都会の空の用心棒」

「太平洋のかつぎ屋」「太陽、海を染めるとき」「太陽は狂ってる」

「危いことなら銭になる」「泥だらけの純情」「太陽への脱出」

「夜霧のブルース」「赤いハンカチ」「泣かせるぜ」

「黒い賭博師 ダイスで殺せ」「二人の世界」「骨まで愛して」

「帰らざる波止場」「嵐を呼ぶ男(1966)」(渡哲也主演)

「拳銃は俺のパスポート」「夜霧よ今夜も有難う」「紅の流れ星」

「トニーは生きている・激流に生きる男」「黄金の野郎ども」

「嵐の勇者たち」   (KINEMA・抜粋)

 

「ザッツ・エンターテインメント」の大ヒットを受けて

小林信彦さんらが中心になって、日活のアクション・シーンばかりを

集めても出来るのではないかと思い、動き出した企画だった。

その後、小林さんによると色々あり過ぎて、小林さんたちは企画から

降りてしまった。宍戸錠さんらは捨てるには惜しい企画と思い

矢作さんを中心に日活70周年記念映画として製作が決定。

この手の映画、誰がどのように作っても、何処かから必ず文句の一つや二つは出てくる。私も劇場公開された時は、期待が大きかっただけに色々注文を付けたくなった。清水まゆみさんが全く出ていない事や

コメディ・アクションが一本しか入っていないとか

赤木圭一郎の遺作にして傑作の「紅の拳銃」が入っていない・・・・・。

もう文句が一杯だった。劇場公開時に一度見ただけで

以来一度も見ていなかった。チャンネルNEKOでのテレビ放映が

あったので録画しておいた。昨日ゆっくりと見てみた。

宍戸錠さんが出過ぎの思いはあったが、登場する作品に関しては

さほど文句はなかった。こちらが年をとったのか、多くの作品が

DVDで見る事が出来るようになった安心からかは分からない。

こんな形でもあの頃の日活映画が楽しめる事が嬉しかった。

 

☆ 私の好きな日活映画 ☆

 

「赤い波止場」        石原裕次郎   舛田利雄    1958年

「あした晴れるか」      石原裕次郎   中平康      1960年

「大草原の渡り鳥」      小林旭      斎藤武市    1960年

「俺の故郷は大西部」    和田浩治    西河克己    1960年

「紅の拳銃」          赤木圭一郎   牛原陽一    1961年

「ろくでなし稼業」       宍戸錠      斎藤武市    1961年

「危いことなら銭になる」   宍戸錠      中平康     1962年

「零戦黒雲一家」       石原裕次郎   舛田利雄    1962年

「関東無宿」          小林旭      鈴木清順    1963年

「拳銃は俺のパスポート」  宍戸錠      野村孝     1967年

 

日活映画ーー本当の全盛期の頃の作品をリアルタイムでは

見ていない事が残念でならなかった。

日本では持てない拳銃を撃ちまくり、非日常の世界を堂々と展開して

いた日活アクションの世界。田舎の中学生はもう夢中になっていました

信じられないほどキザのセリフのオンパレードに

めまいがしそうにもなった。こんな会話絶対にありえないと思ったが

ただもうウットリとしてしまった。

そんな中で私が忘れられないセリフがあります。

男 「これからどうするつもりだ」

男「霧笛にでも聞いてみるんだな。霧笛が俺を呼んでるような気がするぜ」 (霧笛が俺を呼んでいる)

これはもう最高でした。これ以上キザなセリフはないでしょう。

 

何もかもが夢のようだったあの頃の日活映画。

 

今回の「アゲイン」

この監督さん、絶対に浅丘ルリ子さんのファンだと思います。

日活アクションと言いながら、一番出ていたのは浅丘ルリ子さんでした

 

今日は早めに寝て、明日からは普通の生活に戻れたらと

思っています。

 

ワールドカップが終わった。

毎度のことだが祭りの後の寂しさは胸にこたえる。

今回色んな意味で異例の大会になった。

 

☆ VAR

今大会よりオフサイドの判定に、一ミリ単位で調べる事の出来る

ビデオシステムが導入された。競馬のゴールシーンじゃあるまいしと

思ってしまった。オープニングの試合からこれが作動、

ゴールが取り消されたりした。

 

☆ アディショナルタイム

これも驚きだった。正確に試合時間を計測し、プレーしていない時間を

改めてやり直す事になった。

最初の頃は14分だの11分と云うのがあって

これはどうなる事やらと心配した。

 

上記2件とも大会終盤になってくると、それ程ではなくなった。

各国のリーグ戦で実施されている様な判定になって一安心。

 

☆ 主審へのいら立ち

今大会、主審の判定が一定していない事が多かった。

折角VARを導入しているのに、全く無視するかのような判定もあった。

アルゼンチンVSオランダのように

主審が試合をコントロールできないような情けない試合もあった。

イエローカードが17枚。これは異常です。

この主審、スペインリーグではお馴染みの人だっただけに残念だった。

 

☆ メッシの為の大会

こうなるのではないかと思っていたが、その通りになった。

決勝トーナメントになってからは、ファンも、大会運営者も、主審も

総てがメッシの為に動いていた。悪いとは思わないが

かってのマラドーナの神の手の誤審が再び起こるのかと心配した。

決勝戦の最初のPKがその匂いを少しだけしていました。

あれVARを何故確認しなかったのか?不思議です。

へそ曲がりの私にはその辺が面白くなかった。

今、云えるのはアルゼンチンが初めてメッシを躍動させたという事。

今までは、アルゼンチンのメッシだったのが

今大会はメッシのアルゼンチンだった。

これをもっと前からやっていれば、少なくともブラジル大会は

優勝だったでしょう。メッシに守備をさせてはいけません。

メッシを余分に走らせてはいけません。走らない、守備をしないから

メッシという存在は光り輝くのです。

今大会、アルゼンチンは全てをメッシの為に闘ったと思う。

初めからメッシ抜きの守備を考え、走らないメッシの分を残りの9名で

懸命にハードワークした。その結果、メッシは誰よりも輝きを増した。

バルサにいた全盛期のメッシが戻ったようだった。

フランスのエムバペさん、まだ23歳です。

貴方はメッシもロナウドもマラドーナも越える伝説のスターに

なれる素質が備わっています。

そのスピード、パワー、テクニックとサッカー選手の総てが

貴方にはあります。その武器を研いてください、楽しみにしています。

 

最後にJAPANです。

ドイツとスペインに勝ったことは素晴らしい事ですが

両チームともボロボロに近い状態だったと思う。

その証拠がコスタリカに簡単に負けてしまった。

JAPANがもっと上を目指すならこれは絶対に勝たなければいけません

FIFAの今大会のランキングが9位との事。

コスタリカに負けている事実がある以上、ランクはもっと下でしょう。

とにかくストライカーです。これが無い以上上には行けないでしょう。

 

楽しく、面白く、チョット眠かった一か月。

選手の皆さんお疲れさまでした。

各国のリーグ戦が始まっています。

こちらを楽しみにしています。

 

名探偵ポワロシリーズを楽しんでいます。

今まで見た中では「ポワロのクリスマス」が一番面白かった。

「アクロイド殺人事件」がどんな風に出来上がっているのか

期待しています。
 

遂に今日は決勝戦。

63試合が終わり、ラスト一試合になった。

昨日は、3位決定戦。期待通りの面白さ!

最初の10分でスコアが動き1-1。

両チームともにセットプレーでの得点。

どうなる事やと思っていたら、その後は静かな攻防に終始。

前半の終わる寸前、クロアチアに追加点。

これが芸術的ともいえる素晴らしいシュートだった。

後半は完全に消耗戦。7試合の消化で体力の限界を超えたのか

両チーム共にケガ人続出。アディショナル・タイムでモロッコに

絶好のチャンス到来、ショートを放つも無情にもボールは

枠を捕えずポストの上に・・・・・・。

ここでタイムアップ、激闘の末にクロアチアの勝利。

ボロボロになりそうだったモドリッチに勝利の女神がほほ笑んだ。

眠かったが、生で見て良かったと思った。

 

この所、溝口健二・監督作品を少しづつ見ている。

「残菊物語」「近松物語」「雨月物語」「夜の女たち」「西鶴一代女」
監督作品ではないが、生前に次回作として準備していた「大阪物語」(吉村公三郎・監督)
昭和31年、58歳で世を去った溝口監督。
勿論お会いした事も、見かける事も、

当時10歳の私には出来るわけがなかった。
「西鶴一代女」 洋画、邦画に関係なく文句無く私のベスト・ワンです。
一人の人間をこれほど厳しく描いた映画は他にはないと思う。
リアリズムとは正にこの映画の事。

148分の映像に世界が唸って、拍手した。
当時、主役の田中絹代さんと二人ともスランプ気味だった。
監督と主役が生命を賭けた、乾坤一擲の大勝負。
劣悪な撮影環境を物ともせず、作品を完成させた二人。凄すぎる。
初めてこの映画を見た時、身体が震え、

椅子から立ち上がる事が出来なかった。
それ以後、映画館、ビデオと何度見ても、同じ感動に包まれる。
そんな映画は、この映画だけ。本当の名作であり、

文句なしの傑作です。
私の映画監督・ベスト・ワンは勿論、溝口健二さん。
同じ様に女優さんのベストは、この映画の田中絹代さん。

津村秀夫さんの書いた「溝口健二というおのこ」と言う本がある。
何度も読み返しボロボロになっているが、もう一度読んでみようと思う。
脚本の依田さんの書いた溝口論も素晴らしい。

こちらも名著だと思っている。

モノクロの映像に浮かび上がるリアルな人間像。

この監督の作品は、見るたび新たな感動を呼び起こす。

少しづつ見ていきたいと思っている。