「針の眼」 1981年 112分
監督・リチャード・マーカンド、音楽・ミクロス・ローザ
出演・ドナルド・サザーランド、ケイト・ネリガン
1940年、ロンドン。
鉄道操車係ヘンリー・フェイバー(ドナルド・サザーランド)が、
下宿屋のおかみをナイフで刺殺した頃、
同じロンドンの一角でデイビッド(クリストファー・ケザノーブ)とルーシー(ケイト・ネリガン)の新婚カップルが、新婚旅行の途中、
自動車事故を起こし、デイビッドは両足を失う。
1944年、4年前にドイツ軍の攻撃で妻を失った中世史研究家
パーシー・ゴドリマン(イアン・バネン)は、
今、敵スパイ探索の任務についており、ウィリーによろしくというラジオ通信で暗躍するドイツ・スパイの正体を探っていた。
そのころ、フェイバーは、ドイツの情報部員からヒトラーの伝言で
連合軍の上陸地点はノルマンディーかカレーかを
知りたいというのを聞き、その後その情報部員を殺した。
フェイバーこそヒトラーが頼る最大のスパイ・ニードルの
仮の姿であった・・・・・・・・。 (KINEMAより抜粋)
この映画、ここまでのサスペンスは凄いものがあり
ドナルド・サザーランドの凄みある姿が、迫力があった。
上陸地点がノルマンディーである事の核心を掴んだニードルが
ドイツ潜水艦と落ち合うために、ストーム・アイランドと云う孤島に
向かう。暴風雨で難破して島に漂着する。
そこには4年前に自動車事故に遭ったルーシー夫妻がいた。
ここからはスパイの素性がいつバレるかというサスペンスが
あるのだが、このスパイとルーシーが肉体的に結ばれてしまったりと
アレレの展開になってくる。ここからクライマックスまでの展開は
それ程のハラハラ・ドキドキまで行かなかった。
嵐の中での展開など、それなりの面白さは楽しめた。
戦争スパイ・アクションと云うジャンルの中で、大健闘の作品です。
ドナルド・サザーランドの眼が最後まで怖かった!
今日も酷暑。
多治見駅前のテレビ局のアナウンサーも、今にも倒れそうで
見ていて気の毒だった。
今、多治見駅前は工事中で、良い絵がとれないようでお気の毒。
明日は、図書館に行こうかと思っているが、どうしようか???