今にも降り出しそうな空模様。
午後からは大雨の予報。
朝のうちに図書館に行く事にする。
「高峰秀子の反骨」 高峰秀子・著
「「ヒトラー・最後の独裁者」 芝健介・著
「ぐらり!大江戸烈震録」 出久根達郎・著
サッカー・マガジンを見たり、キネ旬の最新号を読んだりと
珍しく館内の滞在時間が長くなった。
取りあえず上記の本を借りてきた。
「高峰秀子の反骨」は、以前にも読んでいたが
一番最初の「私の生い立ち」は読んでいなかった。
今回は全部読むつもり。
この本、高峰さんの怒りが詰まっている。
「東京オリンピック」で、あらゆる人から叩かれていた孤立無援の
市川崑さんを、たった一人で猛然と援護射撃を行った。
衆議院の委員会で発言を求められ「いつから日本人は乞食になったのか」と云い切った。などの様に彼女は怒り出すと止まらない。
決して間違った怒り方は一度もしていない。
そんなこんなで、生前の彼女は「怖い人」と云うイメージが付いて回った。実際は怖いどころか、本当に優しい人だった。
我々スタッフの下っ端にも、普通に接してくれた稀有な人だった。
そんな彼女が怒る時は痛快だった。切って切って切りまくっていた。
人間・高峰秀子の面白さが味わえる痛快な一冊。
「ヒトラー」 最近、ヒトラー関連の映画を結構見ている。
映画だけでは飽き足らず、本も何冊か読んでいる。
これは、「ヒトラーとは何者だったのか」を追求した一冊。
評伝として面白そうなので読んで見ようと思った。
もう一冊は連作小説集。
出久根達郎さんの本に関するエッセー集はたくさん読んでいるが
小説は読んでいなかった。面白そうなので楽しみです。
今日はあまり夜更かしはしない程度に読書三昧です。