身体は疲れ気味だが、中平康・監督作品を見ています。 | B級おもしろ映画館

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今日、雨が降っていなかったので

裏の庭の雑草を片付けた。

明日には除草剤を散布するつもりなので

以前から気になっていた事が、これでようやく片付いた。

明日は天気が回復する見たいなので、一気にやるつもり。

それは良かったのですが、チョットばかり無理をしたためか

身体のあちこちが悲鳴を上げている。

腰は痛いし、ひざの関節が上手く動かない。

夕方には肩まで痛くなって来た。

70過ぎるまではどこも痛くなった事などなかったのに

さすがに、もう年です。

痛みが半端なく襲ってくる。

今日は早く寝た方が良いみたいです。

 

大好きな監督・中平康さんの作品をまとめて見ている。

テレビ録画や、販売されているDVDなども含めて

25本位の作品がある。

日活が製作再開と同時に松竹から移籍してきた。

「日本軽佻浮薄派」を自認し、日活のプログラム・ピクチャーを

作り続ける。

1978年に、ガンで亡くなる。52歳の若だった。

一部の人からは、その才能の凄さを指摘されていたが

「月曜日のユカ」を作った1964年には

酒に溺れ、撮影現場でも泥酔状態だったと聞いている。

この映画の主演女優の加賀まり子によれば

「この映画、監督したのは斉藤耕一さん。

中平康は酔っ払っていただけ」と言っている。

そんな人だが「街燈」 「誘惑」 「殺したのは誰だ」 「紅の翼」

「月曜日のユカ」 「牛乳屋フランキー」 「猟人日記」  「アラブの嵐」

「あした晴れるか」 「あいつと私」・・・・・・・・。

その作品は、サスペンスからアクションまで多彩。

「狂った果実」がフランス・ヌーベル・バーグに火をつけたと

言われるなど、先駆者としての自負もあったと思う。

ビデオの発達なども予見するなど、その才能は凄かった。

黒澤監督は、その才能が酒で潰れた事を惜しんでいた。

酒と女に溺れた無頼に近い人だったが、

残されたその作品は面白いものが多い。

何年に一度は、まとめてみるようにしている。

今回も楽しみに見ている。