早くも一年の終わり。
止めようもない時の流れの速さに
今や、戸惑うこともなく、じっと見つめているしかない。
今年も色んな事が起こり、消えていった。
沢山の映画を見て、多くの本を読んだ一年。
昨年から年末に日本の古典?文学を一冊読むようにしている。
去年は谷崎の「細雪」をどうにか読了できた。
今年は幸田露伴の「五重塔」を何とか読んだ。
男と男の対立、台風・・・
「五重塔」は、日本文学最高のエンターテインメント作品だと思う。
日本映画専門チャンネルで、唯一の映画化作品を見る事も出来た。
今の映画技術で再映画化をして欲しいと願っている。
この後はNHKで放映される、第九を聞けば今年の行事は終了。
映画の方は伏見ミリオン座、名古屋シネマテーク、岐阜ロイヤル劇場
名演小劇場、刈谷日劇、京都・文化博物館、大阪・シネ・ヌーヴォ
それに午前十時の映画祭と、相も変わらず古い映画が中心。
頭の中の記憶の容積が、そろそろ限界かと思う時もあるが
今の所は、割合きちんと整理されているようなので
これからも頑張って映画館に通いたいと思っている。
「ボヘミアン・ラプソディ」のような映画もあるので
来年は新作ももっと見ようと思っている。
見ていないDVDや、読んでいない本も沢山ある。
死ぬまでにこれは何とかしないといけないと、真剣に考える。
後、3時間。
猫と一緒に「歓喜の歌」を聞きましょう。