美味しい想い出 | B級おもしろ映画館

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古い映画や映画館をこよなく愛し
なによりも面白い映画が大好きなオジサンのブログです

アレサ・フランクリンさんが亡くなった。

ボリューム溢れる歌声で、ソウルの女王と呼ばれていた。

「ブルース・ブラザーズ」での出演場面が強烈だった。

この映画、映画その物も面白かったが

レイ・チャールズはじめ、ゲスト出演の歌手の歌声に圧倒された。

そんな中でも、彼女の歌声は素晴らしかった。

惜しい人がまた一人去って行った。合掌。

 

昨日、白桃の事を書いていたら、もう一つ美味しかった物を思い出した

「毛ガニ」です。10年ほど前に北海道・白老町に住む知人が

美味しいからと茹でて、すぐ食べる事が出来るようになっている

毛ガニを送ってくれた。食べるのが面倒なのでカニはあまり食べていなかった。期待せずに食べ始めると、その美味しさに夫婦共無言に

なって、夢中でかぶりついた。何の手も加えていないカニの美味しさに

驚き、興奮した事を思い出す。

「白桃」と「毛ガニ」出来るなら、もう一度食べてみたい。

私達夫婦は食べるものに、そんなにこだわりは持っていない。

腹が膨れる事が第一で、格別美味しさは求めたりはしない。

シンガポールのシャングリラホテルのなだ万で食べた

鉄板焼きのステーキが美味しく、且つ驚くほど安かった。

為替レートの関係と、当時のシンガポールの物価が驚くほど安かった

それらの関係で一流のホテルのディナーも安く食べる事で来た。

その3年後、5度目にシンガポールに行った時

空港からホテルに向かう車中からの町の眺めに言葉を失った。

良い匂いがして、美しかった街並みが消えていた。

同じレストランで全く同じものを食べたら、味は変わっていなかったが

値段が3倍になっていた。以来シンガポールには行っていない。

美味しいものはシンプルなのが一番だと思う。

以前、街頭インタビューで、「死ね前に食べたいものは?」と

聞かれたことがあった。「一夜干しのアジの塩焼き」と答えた。

シェフが腕によりをかけて作ったイタリアン。

中国の本場の料理人が精魂込めた料理。

そんな物より釣りあげてすぐに、軽く塩をして、一晩干しただけの

アジを、次の朝に塩焼きにして、思い切りスダチをかけて食べる。

これは最高の贅沢です。子供の頃、夏になると毎日食べていた。

それこそ嫌になる程食べていたが、今考えると恐ろしい程の

贅沢を毎日味わっていたと思う。故郷に帰りたくなります。

今は、蕎麦に夢中になっている。色んなスーパーに行っては

乾麺の蕎麦を買っている。殆どざる蕎麦にして食べている。

夏の暑い日、スダチをかけてさっぱり味の蕎麦も良いものです。

安くて、ダイエットにも良いと妻も気に入っている。

 

昨日は久し振りにJ・ヒューストンの「アスファルト・ジャングル」を見た。

古い時代のモノクロ・アクションも渋くて良い物です。

今日は、アレサ・フランクリンさんを偲んで

「ブルー・ブラザーズ」を見ます。

 

昨日の夜は、エアコンも扇風機もオフ。

窓も締め切って、タオルケットをかぶって寝た。

急な秋に喜んだり、戸惑ったり。

猫達もエアコンなしの自然な風にご機嫌で、外の景色を楽しんでいる。

今日も快適に眠れそうです。

来週からは、散歩と日帰り温泉を復活させます。