今日は読書 | B級おもしろ映画館

B級おもしろ映画館

古い映画や映画館をこよなく愛し
なによりも面白い映画が大好きなオジサンのブログです

「ロードショーが150円だった頃」 2000年 晶文社 

「銀幕風景」        2009年  新書館

「シネマ裏通り」      1979年  冬樹社

 3冊とも著者は、川本三郎さん。

内容も映画と映画館の話です。

私自身の想い出も含めて、楽しく読む事が出来ました。

ミラノ座、パンテオン、ピカデリー等の大劇場から

阿佐ヶ谷オデオン座、全線座などの2、3番館までの映画館が

出てくる。東京中心なのが残念だが、50年代から60年代後半までの

映画と映画館事情が良く分かる内容です。

映画も70ミリの大作から、「大アマゾンの半魚人」のような

カルト・ムービーまで取り上げていて、こちらも大変面白い!

今や、まともな映画論が語れる人が殆どいない状況の中

川本三郎さん、小林信彦さん、中野翠さんの三人だけが、

信頼できる「映画評論家」だと信じています。

3冊とも、面白く一気に読めます。アマゾン・マーケットプレイスなどで

中古本で買えば、意外に綺麗な本が安く買えます。

 

「危険な道」 2時間47分、70ミリ・モノクロ

オールスター・キャストの堂々たる大作。

中身は安っぽいメロ・ドラマ。昔、映画館で見たのは

確か、大阪の北野劇場。夏のお盆興行の目玉作品だった。

その時の記憶は殆どない。今回DVDで見直しても

全く面白い所はなく、J・ウェイン、K・ダグラス、H・フォンダなどの

大御所クラスのスターの競演が唯一の見どころでした。

モノクロだったのが不思議です。スターのギャラが高すぎて

カラーに出来なかったのでしょう。こんな映画もあります。

 

昼は暑く、朝、夕は涼しいという天候が続いている。

寝る時は長袖のパジャマにしようか迷っている。

食欲も、体調も余り良くない。少し早めに寝ることにします。