車にガソリンを入れたり、銀行へ行く用もあったりと
日常の必要な事が重なった事もあり、外出する事に。
いつもは多治見で済ませてしまうが、たまには違う場所にと
車で20分位のマンモス団地のある高蔵寺へ向かう。
50年ほど前に開発が始まり巨大団地として賑わったこの街も
今や高齢化と少子化の波をもろに被り、激しい人口減少に
揺れている。その団地の中心に、大手スーパー、ホーム・センター
銀行から、ファミ・レス、本屋、大手コーヒー・チェーンの喫茶店。
ユニクロから100円ショップまで揃っている。
妻の用事が終わるまでの一時間半ほど、ブラブラしてみた。
久し振りの大きな本屋でノンビリ本を見ていたら
一時間近く経っている。喫茶店に行こうと思ったが
時間もなさそうなので、喫煙コーナーでタバコを吸いながら
通る人を眺めていた。平日の昼間、歩いている人はほぼ年寄り。
私もその一人なのか、少々寂しくはなる。
妻と逢って食事を済ませ、ついでに夕食の買い物を済ませる。
便利といえば便利な所だが、何となく味気ない気がする。
消滅都市の最有力の多治見に住んで
ゴースト・タウン候補の高蔵寺で用を済ますとは、変な気持になる。
最近、マスコミで話題になっている玉ねぎの無人販売で有名になった
つぶれた巨大ショッピング・モールも岐阜県。
東海地方の未来に希望が無いように思えてくる。。
本は東映黄金時代を支えた、小沢茂弘、松田定次、
両監督の聞き書きを読んでいる。ヤクザ映画、時代劇と
一時代を築いた二人だけに大変面白い。
映画は相も変わらずジュネス企画のDVDが中心。
老体にムチ打って見続けている。
楽しいものです。