支部組織マニュアルの25章は「翻訳業務」に関する指示が与えられています。
興味深いのは「新世界訳聖書」の翻訳に関する部分です。
聖書翻訳
聖書翻訳者はヘブライ語やギリシャ語について知っている必要はありません。彼らは翻訳者として優れた経験を積んでいる必要もありません。しかし彼らは与えられる指示に忠実かつ喜んで従う良い翻訳者であるべきです。兄弟もしくは姉妹のいずれも用いることができます。
「聖書翻訳者はヘブライ語やギリシャ語について知っている必要はありません」
ここでいう「聖書翻訳」というのは「新世界訳翻訳」と言うべきでしょうね。
「優れた経験を積んでいる必要もありません」
いいんですか?一応「聖書冊子協会」ですよね。
協会にとっての「良い翻訳者」とは指示に従う翻訳者のことだそうです。
つづいて
翻訳者は内緒
50.内密にすること:翻訳者は自分の仕事について内密にすることは重要なことです。そのプロジェクトの責任者の兄弟以外には(配偶者や他のべテル奉仕者を含め)何が翻訳されているのか,そしてだれが翻訳に携わっているのかを知る必要はありません。どの出版物も特定の誰かと関連づけられないようにします。このことは聖書翻訳の場合は特に重要です。この内密にする決まりは組織と翻訳者の双方を守ることになります。
「この内密にする決まりは組織と翻訳者の双方を守ることになります」
確かに聖書翻訳者の基準を見れば,匿名でないとまずい理由がわかります。
「組織を守るため」って何か怪しいことやっている会社みたいです。