おとといの朝、目覚めたKAZUの左頬にアザができていました。
自分で説明してくれないので、アザの原因はよく分かりません。
朝の時点ではうっすら変色しているな、という程度だったのでそのまま登校しました。
普通に学校を終え、寄宿舎の宿泊の日だったので寄宿舎の夕ご飯も食べました。
ところが夕方になるにつれてアザがどんどん大きく広がり、頬と目のキワまでグーで殴られたような青あざになった上に赤く腫れ上がってきたと、寮の先生から電話がかかってかかました。
「自分の子だとしても心配になる」という寮の先生の話もそうですし、右は義眼のKAZUにとって左目は唯一の視覚情報源、とっても大切なおメメです。
それは心配!ということで、昨日、朝イチで学校にお迎えに行って、その足でかかりつけの大学病院に行きました。
眼科で診てもらうと(嫌がってなかなか目を見せてくれないのですが)、見える範囲では衝撃を受けたときに起こるような眼内の炎症はないとのこと。衝撃で網膜が剥がれることもあるが、その症状が出るのはしばらく経ってからなので、経過観察しましょう、ということになりました。
で、目よりもその下の頬骨が青く、そこに触れることを嫌がっているいからと、形成外科に回されました。
押すと痛がっているので骨折は否定できない、と先生。CTを撮って骨を確認することになりました。
CTはレントゲン以上にじっとしていなければいけないので難しそうだな、と思って尋ねると、
健常の子の場合の手順はつぎのようだそうで。
1.痛くないかを聞く
2.左右の骨の高さに差がないかを見る
3.上を見たり下を見たりしてもらって、見えにくさに変化はないか、ものが二重に見えたりしていないかを確認する
これらを確認して、もし問題があるならCTを検討するそう。
ところがKAZUの場合、痛い、痛くない?という質問に答えられないし、そもそも痛みに鈍感でこれだけ青タンで周囲が驚いているのに飄々としています(WAGRの特徴のひとつに痛みに鈍いことがあります)。
逆の目が義眼でそもそも左右に、差があるのでバランスは評価できないし、もちろん、見えにくいところはありますか?という質問に答えられるわけもなく…。
先生に触られると嫌がるのは、痛いからなのか、それとも触られることがイヤなのか?
骨折が否定できないためCTを、ということでした。
もし骨が折れてくぼんでいたら、目の神経組織に触れて見え方に影響が出ることのないよう、目の下にメスを入れて骨を元の位置に戻す手術をしなければならず、その手術は2週間以内、という話だったので、その場で撮ることに。
ところがCTの部屋までは行ったものの、イヤがって寝ないうちに撃沈。
…。
翌朝(つまりこれを書いている今日)、朝から眠くなる薬を使ってやりましょう、ということになりました。
なんとか昨晩は、検査時に寝られるようにと夜中2時までなんだかんだちょっかいを出し、朝も6時前に布団からヒッペ返して朝ごはんを食べさせました。検査の3時間前からゴハン食べちゃダメだったからです。
で朝9時から嫌がるKAZUに看護婦さんと3人がかりでお薬のませ、処置室をお借りして横になり、寝るのを待ちました。
…が、うとうとはしていても、ナチュラルハイな状態で寝てくれません。
2時間経過したところで「だいぶ力が抜けているから検査できるかも」と言われてCT室に行きましたが機械を見るなり覚醒。飛び上がって逃げ回り撮れませんでした。
おまけにお薬が効いてまっすぐ歩けずフラフラして転んだり壁の角にぶつかりそうになったり、とても危険な状態に。
これは危ないということで、小児科にまわされました。
小児科で点滴を取り付けられ、車椅子に私が乗ってその上にお膝ダッコ状態で再びCT室へ。
鎮静剤(と先生はおっしゃっていましたが、麻酔の一種かと思います)をちょっと投与されると数秒であっというまにコッテリ。酸素マスクと点滴で立派な病人スタイルです。
無事にCTを撮れました。
ついでにせっかく寝たのだからとストレッチのまま眼科に回って目も見てもらいました(ふだんなかなか見せてくれないのでここぞとばかりに眼圧なども一通りチェックしてくださいました)。
で、そのまま小児病棟へ。
鎮静した場合は起きて異常がないことを確認しないといけないので、お母さんと一緒に一泊してください、という説明を受け、これは大変、HARUの保育園お迎えを頼まなきゃと、パパまで巻き込む大騒ぎでした。
病室で2時間くらい眠ったKAZUは、看護師さんや私にゆらゆら揺すられたり体の向きを変えられたりして起こされ、点滴や酸素を測るコードを引っ張ろうとして静止され、不機嫌になりながら徐々に目覚めました。
ふらふらしながら歩いてトイレにも行きらプレイルームのプラレールで遊びました。
様子を、見に来た形成のお医者さんに、お水も飲めたのだし、帰宅しても大丈夫、と許可をもらい、泊まらず「日帰り入院」できました。
その時の説明によると、CTの結果、骨に異常なしで治療の必要もなし。ホッとしました。
結果的には「あー良かった」という話なのてますが、異常なし、という結果を得るためにこんなに大変な思いをすることになるとは思いもしませんでした。
これからも、どんなに気をつけていてもまた怪我をすることもあるかもしれませんが、自分で痛みを説明できない基礎疾患のある子の検査がこんなに大変なものとは思いもしませんでした。
数年ぶりに小児病棟に行って、何人かの看護婦さんに「かずくん久しぶり〜」と声をかけてもらったり、院内で生活している子のママにこれまた数年ぶりに再会できたのは良かったですが、にしてもやっぱり検査だけのことで小児病棟行きは御免被りたいものです。
KAZUは2日間学校を休み、私はすべての仕事を先送りし、学校に入って初めての七夕発表会で木琴をたたくはずがそれも出られず、なんだかとっても疲れました。
はぁー。
こういう時は子育てってたいへだなぁと思います。