筋骨隆々だった 我が夫が、
最近 つくづく見たら しょげた老人男性の身体になっていました。
(アラ古希です)
鍛えている老人男性のこと、
しばらく前にテレビで拝見したとき、
あぁ、
人間 鍛え続けていれば
いくつになっても かなりの筋肉質体型を保てる
ものなんだなぁと思いましたっけ。
逆に
何もしていないシニア
それも、早ければ60歳前後から
すっかり しょげた、弛んだ老人体型になる!
という事も 学びました。
さて、
いくつになっても
何歳からでも 遅くはありません、
気付いた時から、筋肉貯金を始めましょう✌️
などと言われるようになりました。
それは、
見た目の自信にも繋がり、
QOLも向上させ、
老後の病気、介護リスクも激減させるのです。
しかし!!
いま、私は声高に言わせていただきたいのです。
確かにその通りかも知れませんが、ある意味 残念です。
それは、
やはり、なるべく早くから
筋肉貯金の習慣を 始めるべきだと分かったからです。
実は
夫が初めて、いわゆる五十肩
になったのは
50代半ば の頃でした。
40代までは、そこそこ運動習慣があった夫でしたが、都市部の大学に移動し、教える科目も
運動要素を含まない物にシフトしたのです。
移動前までは 運動要素を含む科目を教えていたおかげもあり、大学生と共に しっかり鍛えていました。
また、地方都市の大学に居て、住居も湖畔にあった頃には、私と共に湖畔をジョギングしたりもしていました。
それがすっかり無くなり、
運動不足が数年続いた頃から
夫は 五十肩だ、
テニス肘だ、と、身体のあちこちを痛め始めたのです。
肉体労働者、農作業をされる方々、スポーツマン(激し過ぎない)には、そうしたトラブルは少ないです。
もちろん、無理をし過ぎて傷める事があるようですが、
長引く五十肩などは、
圧倒的に運動不足のシニア男女が罹ります。
ちなみに
虚弱体質ではありますが、
筋肉を使い続けている私は
いっさいその経験がありません。
さて、
夫を見ていると分かるのですが、
「それらは運動不足から来ているのだから、また筋トレを再開したらどう?」と夫に勧めますと、返ってくる返事は…
「もちろん オレもそうしたい。だけど、こんな状態じゃ痛くて無理なんだ😭」……
分かります。
だから、仕方なく、回復したらね、と勧めます。
少し回復すると、ボチボチ始めます。
ところが
長引く五十肩の間に 弱くなってしまった筋肉や関節は、
少しばかりの運動で
再び たちまち痛めてしまう
という事が起きます。
かくして再び長い運動不足期間に入ります。
何が言いたいのか?
それは、
筋肉不足のシニアは
悪循環を 果てしなく繰り返すサイクルに入りやすく、
ついには何もできないまま
サルコペニアなどに移行して行くしか無くなる場合がある
という事なのです。
ですから、若い頃から筋肉貯金を始め、
それを たゆみなく継続しなければ遅い!!
という事です。
または、
シニアになってから気づいた場合
筋肉や関節を痛めないよう
少しずつ少しずつ 軽い運動から慣らしていく。
出来たらパーソナルトレーナーを付けるのも良いですね。
くれぐれも 悪循環にはハマらないようにして、
明るいシニアライフを楽しんでまいりましょう。
やっぱりこれ!(笑)