#106 タクシードライバー業ならではの「懺悔」のお話 | 走れ!介護タクシー JWMTO Presents

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本日のお題【"介護タクシードライバー"という職業ならではの懺悔・・・】

ゲスト 荒井利行さん(介護タクシー「まめキャブ」 埼玉県草加市)
    東谷紀信さん(JMWTO事務局長)

 



パーソナリティ JWMTO理事の原田一樹&タレント、ラジオDJの沖直実
以下「原田」「沖」「荒井」「東谷」


【数年前の荒井さんが起こした、ある出来事】


沖「さあ、ということで今日もゲストが」

原田「そうです。はい。年始に引き続き。
   埼玉県、草加市の、「まめキャブ」さん、荒井利行さんです」

沖「よろしくお願いしま~す」

荒井「はい。こんにちは。まめキャブの荒井でございます。
   もう2週連続で、正月から。

沖「めでたいでしょ~」

荒井「沖マニア!」

原田「なんかちょっと、ありがたい感じがしない?」

沖「ご利益ありそうなね」

原田「ちょっと、初日の出的な・・・」

沖「ちょっと触ったら・・・」

荒井「いやいや僕よく言われるのは、七福神」

沖「あっ恵比寿様とかさ、耳たぶも凄いんだね~!
  あっ耳たぶもめちゃめちゃ、やっぱり触っとくと良いかもよ。ご利益。
  あのホームページでね、写真見てくださいね。アメーバブログ「走れ!介護タクシー」で
  毎回毎回ホームページで見れるんで」

原田「何となくお経が聞こえて来そうな・・・」

荒井「よく言いますよ」

沖「本当にご利益ありそう!
  これでさ、本当嫌な奴だったら本当悲しいよね。この見かけで腹黒かったら本当嫌だよね」

原田「それは僕ね、知りませんね・・・」

荒井「正月から二週連続で、本当にね、ありがたい話ですよね」

沖「そうですよ!なんか今日はですね、またどんなお話を」

荒井「もう2週連続で、なぜ来たかと言うと、私、懺悔というか
   ちょっと報告したいことが・・」

沖「あら。そんな新年からですか?」

荒井「本当に本当に。それがね、何かいい方向に行けばいいなと思って
   暴露させてもらうとですね、私ちょっと何年か前なんですけど、実は捕まっちゃいまして」

沖「何年か前ね」

荒井「捕まったといってもですね、皆さんご存知かと思いますけど平日の月曜金から金曜って
   朝7時半から8時半のところが多いのかな、スクールゾーンみたいになってて
   通行、車が通行できないところが」

原田「学校の近くとかですね。通学路ってやつ。いわゆるね」

荒井「そこで、時間帯を、違反をしてしまって。それはプライベートではなくて仕事、業務上で
   ですね。そこにはいろんな問題点があるのかなと思いながらも、実際にお客様に呼ばれて
   そこ入って行った瞬間、ちょちょちょと入って行ったら・・・」

沖「そうか。呼ばれたら行かなきゃいけないしね」

原田「そうなんですよ。我々はね。もちろん住所聞いて、そこに行くわけだから」

荒井「ピピピ!!って言われて、あっ!!・・・」

沖「そう言うのってさ、特別処置見たいなのしてもらえないのかね」

荒井「そのへんをちょっと今日は、話そうかなと思って来たんですけど」

原田「これからそれを話すんですよ・・・」

荒井「ピピピ!!って言われて、「運転手さんここ、今この時間帯ダメなの知ってますよね」って
   言うから、はい知ってます、どこ行くんですか、2ブロック先のところにお客様がいて
   実際にはそのお客様、2本路地に入ったところにお客様がいて、この住民の方ですよと。
   住民の方が、1台あの車椅子で、急遽あの近くの市立病院行かなくちゃいけないんで
   そのお迎えに行くとこですと。でもあの「許可もらってないですよね」と。
   いやもらってませんと、で入ってって「これ駄目ですよ」って言われて、いや急なんでね・・
   っていうことで、でも実際にはあの前もって分かれば、いろんな措置はあるんですけど
   前日の夜7時半ぐらいだったかな、電話かかってきて、ちょっと具合悪いんで病院へ電話
   したら明日朝一番で来てくれと、8時半に来てくれと。
   8時半に行くには8時15分ぐらいには出なくちゃいけないんで、そこへ向かってってるんです
   でもそこはもう、でもいつもね、いないんです。
   いないいないから良いってことじゃないですよ。それはいけないことなんですけど
   まああの、お迎えにいつも通り行ったら、ピピピ!ってやられて、止められて
   じゃああの昨日、これこれこうでね、そこに住んでる人が、昨日の夜電話が来たんですけど
   「通行の許可を貰ってればいいんです」って。
   なので、それを前もって出せばいいって言われて、前日の7時半に行ったら
   警察署は出してくれるんですかって言ったら出せません。出せません?じゃあどうしたら
   いいんですか?いやどうもできませんと。
   その時間に行くとすれば、そのスクールゾーン外に車を置いて、それで歩いてか走ってか
   向かって、そこからゴロゴロ(車いすを)転がして」

沖「だって大変じゃないですか。寒いしね。雨だったらどうするんだろう」

原田「雨の時期とかね」

荒井「余計具合悪くなっちゃうんですよね」

沖「でもそうしたの?」

荒井「そうしないとダメだと」

原田「そうしなかったから、怒られちゃった」

荒井「切符を切られて・・・」

沖「それで切符を切られたってことなのね」

原田「そう。それがなんだか、えっとね、僕も聞いてね調べたんですよ。
   "通行禁止条件違反"って言うんだって。そういうのは。
   通行禁止の条件に違反した、1点引かれちゃうんだって」

沖「うわ~事情が事情なだけに、悔しい、いやなんだろう、どうしたらいいんだろう」

荒井「我々ほら、免許証があっての仕事ですから、点数って言うのは大事だし」

原田「もちろんだから、そういった法律は守らなきゃいけないんだけど
   いやでも、実際そういう話って、あの大変でしたねと、それは困っちゃいましたねみたいな
   話をしてたんですよ。JWMTOの中で」

荒井「そう。理事会で私がね、理事会のほかに何かトピックスありませんかって言われたところで
   ちょっとその報告をさせてもらって、そうしたらですよ、東京都内、関東で言うと東京都
   神奈川県、千葉県はそういう条例があって、その通行禁止除外指定って言って
   そういう時間帯でも入れる、その証書が出されるステッカーが出される」

原田「ステッカーみたいな」

荒井「それを車に出しとけば、それをちゃんとしておけば、その時間指定のところでも
   入って行けるって言うのが年間でね、年間とか何年間有効であるって言うのを聞いて
   なんで埼玉県は・・」

原田「あれ?、埼玉県は無いぞ!と・・・」

荒井「そう。原田さんも埼玉県だから、無いんだよねと」

原田「無いんですよ。で、多分だから、他の都道府県でもないとこってあるんじゃないかな
   多分ね。でね、詳しく色々もっと聞いとくと、だからさっき言ったみたいに
   道路を指定するとね、特定の道路だと、事前に申請して、許可が出てれば入れるんだって
   でもあくまで、特定の道路なの。だから県内で我々って結構その、急じゃないけどその
   明日来てくださいとか明後日きてくださいで行くじゃないですか」

沖「急にね、具合が悪くなっちゃうとかね」

原田「だから届けるには絶対間に合わないんですよ。(警察署まで)行かなきゃいけないからね」

荒井「先週かな、お話ししてた、救急車の話なんかは救急車はもう全部どこへでも
   入っていけるわけですよ。緊急自動車と言う扱いで。
   僕らは緊急自動車じゃない、介護タクシーっていう部類なので
   ピピピ!ってやられて、免許切られて、反則金払ってます。

   これ本当ね、あの反省しなくちゃいけないとこなんですよ。
   反省しなくちゃいけないんですけど、実態には、その前日に呼ばれて
   次の日のその時間帯に、お迎えに行かなくちゃいけないということがあったと
   いうことを」

沖「考えなくちゃいけないとこですね」



【通行禁止の時間帯に、通行禁止帯沿いにあるご利用者さんの家に"合法的"に行くために】


沖「さあ、なんとここで、スタジオにもう一人」

原田「はいもう一人」

荒井「助っ人助っ人」

沖「助っ人が来ましたよ」

原田「知らない人が来ましたね・・・」

沖「知らない人じゃない。もうこの前ちょっと、テレビで拝見しちゃいましたけどね」

荒井「去年ね」

沖「泥棒に、事務所に泥棒に入られた、東谷さんが」

原田「笑っちゃいけないんだけど・・・」

東谷「事務所に泥棒入られた東谷です。JMWTOの東谷です。
   まあ、こんなんでテレビに出るとは思わなかったですけどね」

原田「JMWTOの事務局長が、泥棒に入られました」

東谷「今年もよろしくお願いします!」

原田「しかも何も取らないで、帰りました。泥棒が」

沖「何もとらないで逃げた泥棒さんの防犯ビデオを、公開するにあたって
  東谷さんが全部説明しているというね」

原田「テレビに出てたのね。取材されてね。凄いなと。笑っちゃった」

荒井「自分で色んなところあげてますからね。フェイスブックとかね。あげてね」

沖「よろしくお願いします」

東谷「今年もよろしくお願いします」

荒井「今年もよろしくお願いします~」

原田「というわけでね、前半に引き続いて、その通行禁止、って言う区域があります。
   通行条件のあるところね。
   で、僕の経験をするとね、話をすると、雨の日なんですよ。やっぱり
   雨の日って、完全に困るんです。車椅子の人を押してて、家族の人がいて、短い距離
   だったら、家族の方に傘を持ってもらって、こっちが車椅子を押して、ひゃひゃひゃっと
   乗るんですけど、長い距離入っていけないとどうなるかと言うと
   もうちょっと追いつかない時があるんですよ。それが」

沖「土砂降りとかだったら本当最悪だよね」

原田「土砂降りの時とかもうどうにもなんないんで、だから僕一応車にポンチョってのを載せてて
   ポンチョってさ腕通さなくていいから楽なんですよ

荒井「そのままスポって被せて」

原田「スポって掛ければいいじゃない。それで車椅子も押せるんですよ」

沖「風邪引かれたりしてね、余計具合悪くなったら本当最悪」

荒井「僕等は濡れても良いんですけどご利用者さんはね。やっぱり濡らせないので」

沖「肺炎とかにでもなったら本当大変」

原田「この土砂降りでどうすんのって状況があってね。それでやっぱり通行禁止っていう
   区域があると、その家から。そうすると数百メートルとかさ、その状態で
   行かなきゃいけないって、これ家の前まで車停められるのに、これ!?みたいな
   のが正直あるんですよね。
   あとは稀にその、本当に寝たきりになっちゃって、ストレッチャー使わなきゃいけない
   とかさ」

沖「そしたらどうすんですか雨の中ね」

原田「あれね、頭痛いのが、(ストレッチャーは)顔が出ちゃうんですよどうしても。ね。
   あの体はね、あの雨用のシートって言うか、カバーがある。専門のもあるし
   専門のものじゃなくても、ちゃんとカバーかぶせて体濡れないようにできるんだけど
   顔は出ちゃうですよ」

沖「痛いよね結構雨ね」

荒井「うちちょっと自慢になりますけど、うちのグループで顔が開いてるやつ。
   顔が透明に開いてるやつが、全身かけられるやつ持ってるんですけど、持ってるんですよ。
   あれちょっと良し悪しで、見た目的にはちょっと、・・・桶みたいな・・
   感じになっちゃうんですよ」

沖「なんか、あぁ~縁起悪いようなイメージで・・あぁ~そうか~・・・」

荒井「雨の日実際使ったら、上見てると、雨が落ちてくるのが見えて、気持ち悪いって言われたり」

沖「あとちょっと待てる方だったら、そのスクールゾーンの時間が終わるまで、待つしかないのか」

原田「待てればね。病院の予約時間とかあるからさ。そういうこともあるんですよ。
   だからあの、やっぱり正直、通行禁止ていうのはそれなりに理由はあると思うんで
   それはもうあるのはしょうがないんだろうと思うんですが、我々としてはちょっと
   患者さんが、お客さんがすごく困ってるって状況があるんですね。
   でなんかやっぱりなんか、そんな厳しくなったのっていうのが
   東谷さんあるんですって。理由が」

東谷「もともとは、埼玉県のタクシー協会さんにも、一応こういう要望書をJWMTOから上げますよと。
   いうことで相談には事前にしたんですよ」

原田「タクシー協会にね。普通のタクシーの」

東谷「埼玉県のタクシー協会、乗用協会って、乗用自動車協会っていうんですけど
   そこに事前に相談に行って、まあこういう要望書出しますと。で今埼玉県内にも
   ユニバーサルタクシー、ジャパンタクシーが増やしてるので、車椅子乗せる方がいるから
   一緒に、もしあれでしたら要望書上げますか、って一応相談はしたんですけど
   あの一般の方のタクシーは、皆さん車椅子ばかり載せるって言うのに限ったことじゃない
   ので、別にそこはいいですと。
   ただこの制度がないのは、昔、スクールゾーンの中で、小学生をタクシーがはねてしまう
   事故があったと。それで、厳しくなったっていうのは、確か記憶しているって話
   だったんです。昔は確かに他の都道府県と同じように制度はあったのかもしれないです。
   ただ、厳しくなっちまって、無くなってしまった」

原田「なるほど。やっぱり規制は、やっぱり必要は必要なんだね。
   子供が通るところで」

沖「子供がね。子供側からしたらね」

東谷「子供も交通弱者で守らなくちゃいけないし、その、車椅子の方も交通弱者でやっぱり
   我々としては迎えに行かなくちゃいけない。そこのせめぎ合いのところなんでしょうね。
   だからそういう制度がない」

東谷「そうですね。だからやっぱり事故がきっかけで色々と厳しくなるっていうのはあるんです。
   ちょっと前の池袋で、87歳の方が、事故を起こしてそれからきっかけでやっぱり都内でも
   今、通行禁止帯の道路の取り締まりっていうのを強化してると。
   だからやっぱり事故がきっかけで、制度は厳しく一方だけども、ゆるくなるってことは
   あんまり、事例としてないんです」

原田「特にさ、ここ数年って本当なんか、小学生の列に車突っ込んだりって多いよね。
   なんでこんなに増えたのってぐらい」

沖「なんであんな歩道にみんな乗り上げちゃうんだろうね」

原田「運転のミスなんでしょうけどね。あれっていうのはさ。居眠りしちゃったりとか」

東谷「今回も、この話を埼玉県警の方に上げさせてもらって、言わんとしてることはわかってますと。
   よくわかってます。なのでこの話は、他の都道府県とかに倣って、埼玉県だけなぜない
   っていうのも良く分かってます、っていうことで、前向きに話は検討したいと思ってます
   っていうことで、来年度ぐらいから、もしかしたら制度が変わるかもしれないんですけども
   制度を変えたってことも、今まで事例がないのでそうで、実際にあの47都道府県ある中で
   通行禁止の除外指定ってあるのって、実は全体の1/3からしかないんですよ。

原田「ほとんどがない。逆にないんだよね」

東谷「関西なんかは、大阪の東京都内いるよりもっと密集した道路で
   一歩通行道路なんかたくさんあるんですけど、大阪府ですらない」

荒井「大阪ないんですか」

東谷「ええ。その中で考えると、埼玉県だけないっていう風に言うのも、ちょっと不公平な
   ところあるんですけど、ただ埼玉県、埼玉県の中でも南部の方は
   道路、スクールゾーンたくさんあると思うんですが、北部とか秩父とかちょっと離れた
   ところになると・・・」

原田「過疎地みたいなね」

東谷「過疎地というと色々あれですけど・・・。
   郊外になると、スクールゾーンが無いところもあるので、やっぱりその同じ埼玉県の中でも
   北部の方はあんまり、そう言う必要性っていうのを感じられる事業者さんも
   いらっしゃらないことも」

原田「確かに緩いって言うのも言い方悪いかもしれないけど
   そういうことあるのかもしれないね」

荒井「なんかあるんだと思いますよ多分。
   道路の幅がどうかとか、歩道があるとかで、ちゃんとそういうのがとられてれば
   良いけど、そういうことが無いところに限って、スクールゾーンだと集団登校してる方だと
   やっぱりね、よく見ますもん。
   ここは守らなくちゃいけないなって僕も思うし」

東谷「今回の要望書を上げさせて頂いた観点は
   あくまでも荒井さんの救済が目的じゃなくて・・・」

荒井「いやいやいやいやもちろんもちろん!!!私もそんなつもりじゃなくて・・・」

東谷「利用者さんの不都合を一番強いられてるって言うのが一番の問題で
   原田さんの話じゃないですけど、雨とか天候の悪い時に何百メートルも移動してもらわなきゃ
   いけない。自力で動ける人じゃない人を私たち相手にしてますから」

原田「そう。傘させる人だったら、別に歩いてもらえればいい話なんです」

東谷「もともと単独で公共交通機関に乗れない方を、私たちは旅客として扱ってるので
   そう言う人達の不便を強いられてる状況を改善してあげたいっていうための要望書ですから」

荒井「もちろんです。私もあのJWMTOの理事会で言ったのは
   私の反則金を返してくれって言う話ではないですからね。
   自分のお客さんとかね、皆さん思ってたと思うんですよ。
   でもそれをどこに言ったらいいかわからない、って方が事業者さんに多かったと思うので
   そこで僕がたまたま捕まったというね。
   本当これは反省してます。反省しながらも次の一歩を何か、刻みたいなっていうのが
   あって。言わせてもらったらと」

原田「こういうことってさ、やっぱり個人事業主がいくら言ったって変わらないんですよ。
   絶対変わらないんですよ。こういうことってね」

荒井「JWMTOとかこういう団体があってのあれだと思うし
   聞いてもらえるのかなと。これ個人が私が埼玉県警に行っても多分門前払いだと
   思うんですよね」

東谷「今回も要望書上げさせてもらったのは、ここの埼玉県の知事が変わって
   すぐに要望書上げさせてもらったんですよ。
   特にこういう災害の事とか、色んなことに関してもやっぱり色々と、知事が就任した
   ばっかりなので、まあ割と積極的に、こういう制度、問題には取り組みましょうって
   いうのが、今の大野知事のスタンスみたいので、こういうちょっと問題点があるんですよ
   ってことをあげさせてもらって、すぐも知事の特別秘書からすぐ反応回って

   で、知事の特別秘書を通じて、県警本部の交通課、交通規制課ってとこなんすけど
   そこに要望書を出していただいて、とても県警本部の方からお電話いただいて
   私が誰が直接行って、お話しさせてもらって、今回の県警の方も、よくわかってますと
   問題点はとにかくよくわかってるので、もうなるべく、だからその、前向きに進めたいと
   思います、っていうことで、お話していただきました」



【スクールゾーンを通る怖さ】


原田「あのね、でねもう一つ言うとね、これもうちの団体で前、あの安全運転の講習会って
   県でやってくれるんですよ。
   あの現役の白バイ隊員の人とか来てくれてね、やるんですよ。
   その時にね介護タクシーの事故って聞きますか?って言ったら
   介護タクシーは事故聞かないですって言われて、まあ嬉しい思いをしたことが
   あるんですけど、やっぱり基本的には、お客さん乗っけてる時って、すごくゆっくり
   走ってるし、皆さんね、気をつけて走ってるんだろうと思うんですよ。

   だからあの、今んとこ耳に入ってきてる限りでは、そういうなんか人をはねちゃった
   事故とか、重大な事故ってのは聞かないっすよね」

東谷「事故自体はゼロではないんですけど、お乗せするお客様が、やっぱり車酔いしやすい方が
   多いと思いますので、スピードを出すってことがあまりない」

原田「そもそもスピード出さないので、事故は減ると思うんだね」

東谷「そういう意味では、だからと言ってじゃあ通行許可、って言う話ではないですけど
   あくまでもどちらかと言うと移動困難車の方の、移送手段が私たちの仕事ですから」

原田「確かに、小学生の通行禁止って、あれおかしくて、通行禁止の区域はもちろん車入れない
   じゃない。でも小学生は、集団登校でそのまま除外の、以外のとこに出て行くわけ
   じゃない。集団でそこは我々やっぱり車で通るわけですよ。危ないよやっぱり。普通に走ってて
   子供ってね、もうすぐ広がってくるしね、道路ね。
   あれどこのおじさん達なのかな、あの交通整理してるおじさん達」

荒井「旗持ってね。横断歩道にいたりしますね」

原田「あの人たちがいてくれるおかげで、助かることも実はあるんだよ。
   子供ね、じっとしてないから」

沖「あれボランティアの方がやってくださるんですよ。街とか区のね。おじさんの」

荒井「見てるとあの方たちも責任がないから。でもやっぱりボランティアでやってる以上
   我々も指示を従わなくちゃいけないでしょうし、でもなんか心無いドライバーも
   見かけることも多いですよ。お前ら素人だろみたいな感じでね。

沖「でもありがたいよあれ~。父兄として見たらね。無料ですよ。
  無料で毎朝毎朝子供達を誘導してくださって。本当ありがたいから。
  いつもね、ありがとうございますって言うけど、本当みんなもっと感謝を示してほしい」

荒井「車の規制だけじゃなくて子供達もね、その安全にね渡ることを指導してますもんね」

原田「ちょっと待ってよ!とか、飛び出すなよ!とかさ。言わないとすぐ飛び出すから子供」

沖「そうそう。本当そうです」

荒井「さっき東谷さんがね、知事が変わって、すごく早く動いてくれたと。
   でも私ここまで来るのに2年近くかかってますからね。
   でもやっぱり、僕今回思ったのが、あの時言ってなかったら、今も変わってないだろうな
   って言うのは凄く感じてて」

東谷「そうですね。荒井さんの一言が、やっぱりこの、問題点として、埼玉県は問題を抱えてるな
   というのが、改めて認識したんです。
   やはりその、都市部の事業者が固まって多いですから、こういう問題って言うと
   必ずついて回る。昔は逆に言うと、10年前って言うともっと緩かったんですよ」

沖「そうでしょうね。いろんな意味でね」

東谷「重大な交通事故とか、そういうのもあんまりなかった」

沖「無かったですよね。多分今までほど、なんか」

荒井「いや事故は絶対増えてますよ。増えてますよ。今増えてますよ。
   原田さんも僕らも、いつも毎日車乗ってますけど、事故見ない日ないですよね」

原田「そうですね。見る見る」

沖「なんでだろう、やっぱり高齢者のドライバーなのかな。

荒井「それは色々ですよ」

原田「一概には言えないよね」

沖「何でこんなに事故増えたんだろうね。ニュースで事故ばっかだもんね」

東谷「高齢者の方の事故が目立つようにはなりました。それも高齢者の事故で
   なおかつ、重大な事故が目立つようになったんですよ」

原田「それは確かにね、コンビニ突っ込む車も明らかに増えてますよ。
   アクセルとブレーキ間違えたりとか」

東谷「昔っていうか、10年前は通行禁止とかも、警察もあんまり認識が無かったんです。実は
   とある地域で、通行禁止の時間帯に入ってったタクシーの事業者がいまして
   当然そこで規制で、交通取り締まりやってたんです。お巡りさんがいました。
   呼び止められました。で、たまたま、目の前にタクシーの事業者さんで
   通行禁止除外指定と駐車禁止の除外指定って言うのもってるんです」

荒井「駐禁除外ね」

東谷「駐禁除外見せたら通してくれたと」

原田「そんぐらいいい加減なんだね」

東谷「お巡りさんももう認識が、もともとそんなになかったと
   よく通してくれましたねって言ってたぐらい」

荒井「だから、僕もだから捕まった時には、ひょっとしたら事情話せば
   そこの住民の方だから、住民は多分大丈夫なんですよね。あれね。
   だから住民の方の(ための)車だから大丈夫かなと思って、それをお話したんですよ
   それはだめだった。
   私が(私用のために)抜け道使ったわけでもないんだからと、それを話しけどダメはダメ
   って言われて。実際あなたの住所ではないからって」

沖「地域によって一定されてないってことですもんね。すべての地域ではね」

原田「そうそう。全国通してみたら、むしろ無い方が(多い)」

東谷「郊外の地域は本当にあの、もともとスクールゾーンの規制されてる道路自体も
   少ないっていうのもありますし、それほどだから事業者も、要は困ってない
   利用者さんも別にそれほど困ってないっていうのもあるので
   やっぱりその地域によっての温度差って必ずあるんですよ。
   だけでもやっぱり、こういう問題について回るのは、もうずっと昔からの問題ですし
   やはりその、ここのところ大きな交通事故が目立ってますから
   やっぱりその、法律の厳格な運用っていうのはどんどん、もっともっと厳しくなってくんです。

   そのうえで、じゃあお互いその、利用者さんが一番利便性図るかって言ったら
   どう図るかって言ったらこういう規制は、少しでも解除してもらうしかない
   ですから、あの卵が先か鶏が先かじゃないですけども、あくまでもだからその
   まず法律のこういう制度変えてほしいと、いう形で団体行動という形で
   今回上げさせていただいたのが、たまたま埼玉県で、ってことで実現しそうな
   形になりましたので」

沖「凄い。もうJWMTO今年も頑張る、頑張りますね」

原田「頑張んなきゃね、一個一個ね、こういう利用者さんのたまと、ためと・・・」

沖「言えてないけど!」

荒井「利用者さんのたまと、安全ですよね。安全のために」

原田「ちょっとずつね、一歩ずつね」

沖「利用者さんのためと、安全のために、みんなが幸せになるように、考えていきたいと思います」



第106回の放送でした。
先週に引き続き荒井さんと、久々の東谷さんにお越しいただいて
タクシードライバーにまれにある、交通違反のお話でした。

スクールゾーンを使うお子さんの安全と、移動困難者となるご利用者さんの利便性とで
非常にシビアな問題でした。
地域で暮らす全ての方が、安全で便利に暮らせることが何よりですが
だからこその問題、とも言えるかもしれません。


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 メールアドレス⇒ radio@jwmto.or.jp

次は1/15(水) 11:30~の放送です!お楽しみに!


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