手術が終わってICUに帰ってきたし主人は

開胸したままかえってきました。

 

開胸と言っても、胸を開けたところに

透明なシートが張られている状態です。

 

開けられた胸には血液で一杯ですが、

動いている心臓が見えていました。

 

担当の先生は私がびっくりしないように

「あ、あの・・・」と

声をかけてくれたようです。

 

その後先生は開胸したまま、帰ってきた

ことを説明してくれました。

 

弁が壊れて機能しなくなった時、血液が

逆流してしまい。肺と心臓が

血液で水浸しになってしまいました。

 

そのため、臓器がむくんでしまい、

閉じると心臓と肺を圧迫してしまうことになる

ので、胸を閉じることができません

でした。

 

これから、開胸したままむくみが取れる

のを待ち、その後閉胸手術をします。

 

ただこのままだと、感染症が心配なので

なるべく早く閉じたい

とのことでした。

 

先生が苦痛な顔で説明してくれ、

苦肉の策だったことが分かりました。

 

主人の足元にあるECMO(エクモ}の説明

もしてくれました。

心臓と肺の機能を補助する機器で、

血液を循環させ酸素を取り入れ

体内に戻す機器だそうです。

 

この機器は長く装着していると

血栓ができてしまうので、

なるべく早く回復したら外したい

と話していました。

 

主人の周りには今まであった、

薬を自動で入れる機器多数と、

脳波を図る機械、ECMO・・・

 

真っ青な顔の主人、手を握っても冷たいし

声をかけても何にも反応しません。

 

先生からは胸を開けているので・・

深く眠ってもらっています。

とのこと・・・

 

モニターから主人の心音だけが

聞こえていました