手術後の主人の容態

 

手術が終わった日の午後

面会に行きました。

主人の顔を見ると、今朝の手術後より

は顔色が少し良くなっていました。

 

主人の周りにはたくさんの点滴や

機器がありました。

 

担当の先生がきて

これは心臓を動かす薬

血圧はわざと低めにしていること

など説明してくれました。

 

気になることが2つあり

1つは

血中酸素が低いので、それが続くと

透析をすることになるかもしれない

ということ

2つは

血栓が飛んでいて、脳でつまって

いないか心配

 

私の頭の中では、理解できないことばかり

です。血中酸素、透析、血栓、脳でつまる・・・・

 

透析ということが、その時の私は知識がなく

脳に血栓が飛んでいるか心配という

言葉だけが頭の中でぐるぐる回り

心配になっていました。

 

なんで・・・こんなことに・・

という言葉しか出てきませんでした。

 

先生はまだ確定したことではないので、

と言っていましたが

私には不安しかのこりませんでした。

 

帰りに看護師の方に、

主人は何もわからない状態なのでしょうか?

と聞くと

今はねむっている状態ですが、耳は聞こえている

と思いますよ。

 

とのことで、

 

ICUに子供たちの声を録音して聞かせてもいいか

聞いたところ

 

了解をいただいたので、子供たちの声を

録音して持ってくることにしました。

 

思い出ーーーーーーーーーーーーー

 

手術をした日の午後、早く病院に行きたくて

面会時間前から病院の駐車場で

待っていました。

 

妹も駐車場に来てくれ、とても疲れ切った

感じでした。

 

今思うと主人の状態はあまり良くなかった

と思います。

私は主人の顔いろがよくなった、手が動いた

と良くなったところばかり

さがしていました。

 

眠っている主人に一生懸命、

「がんばったね、もう大丈夫。良くなっていくよ」と

声をかけていました

 

先生からの説明を受け

血栓が脳にいったら、どうなるんだろうと

ものすごく不安になったのを覚えています。

不安とうか、絶望に近いようなかんじです。

言葉もでませんでした。

 

それを見ていた看護師の方が

耳は聞こえてるんですよ、と声をかけてくれ

いっぱい話しかけてくださいね。と

言ってくれ、私は涙がでてきました。

看護師の方の優しさに・・

 

その日の夕飯の時、そのことを子供たち

に話すと、家族ラジオを録音しようということになり

毎日夕飯の時に、その日のことを話す

ことにしました。

 

内容はパパの好きな野球のはなし、

パパが好きな番組を見ながら話したり、

その日の学校での話など

他愛もない、平凡な日常の話を10分以内

録音して次の日パパに聞いてもらいました。

 

今でもその時の家族ラジオは消さずに

取っておいてます。