先月後半は忙しすぎて記事更新出来ませんでした。
11月に入り、更新再開していきます。
今回は、最近見た映画の中から推定無罪。
どうみても法廷ドラマですね。
主演はハリソン・フォード。
ジョン・ウィリアムズがハリソン・フォード出演作に音楽をつけるのは
スターウォーズ三部作、インディ・ジョーンズ三部作に続いて
これで7作目ですが、今回のハリソンは渋い役です。
今作は法廷ドラマですので、シンフォニックなスコアではなく
ピアノベースのシリアスなスコアが展開されています。
そこにシンセサイザーが添加されているのが印象的です。
曲目解説です。
1.PRESUMED INNOCENT
メインテーマです。
ピアノ・ソロから始まり、静かに弦楽器群が入ってきたかと思うと、
ホルンのソロが入ります。
しんみりと聴かせる影のあるようなメロディです。
再びピアノ・ソロに戻ると、印象的にシンセサイザーも入ってきます。
ピアノのメロディが一旦終わると、激しい弦楽器群のメロディが入ります。
嵐が来たかのようです。
ティンパニーも激しく打ち鳴らされます。
これがまさに本作を曲として表現しきっている感じがします。
主人公のラスティは地方検事として穏やかな家庭生活を送っていました。
ところが一見平和な生活の裏には影があって、
ラスティは若い検事補のキャロリンと過去に不倫関係がありました。
そのキャロリンの他殺体が発見されたところから映画は展開されていきます。
このテーマ曲はそのあらすじを完璧になぞっているかのようです。
2.REMEMBERING CAROLYN
キャロリンの他殺体発見を聞いて動揺するラスティの様子です。
精算済とはいえ愛着はあったわけで、後ろめたいこともあったわけで、
キャロリンが死んだことにも動揺しますし、
犯人が捕まっていない以上自分が疑われる危険も察知しています。
静かに動揺する様子が描かれています。
3.FAMILY LIFE
劇中に数少ない穏やかな曲です。
子どもたちを車で送るシーンで流れます。
メインメロディは・・・フレンチホルンでもチューバでも無いので、
ユーフォニウムかアルトホルンに聴こえるのですがどうでしょう?
ちょっと自信がありません。
どう聴こえます?
4.LOVE SCENE
不倫してますね。
後ろめたい感じの曲です。
良くないですね。
5.THE B FILE
事件の重要な手がかりであるデータに関する逡巡を描いています。
テーマ曲を中心に展開されていきます。
6.THE BEDROOM SCENE
影の深いシリアスな曲です。
夫婦関係にも影が見え隠れしています。
7.CAROLYN'S OFFICE
キャロリンのオフィスを調べるラスティの様子です。
一時の不倫相手のオフィスですから、感傷的になっています。
思い出も蘇ります。
出会った頃の二人は後ろめたいこともなく、明るい曲で描かれます。
8."LEON TALKS”
シンセサイザーがメインで、バックにストリングスが流れる
珍しい感じの曲です。
後半はピアノのソロになります。
9.RUSTY ACCUSED
ラスティはついに告発されてしまいました。
身に覚えはありません。
裁判を闘わなければならない不安を描いています。
10.CASE DISMISSED
ラスティが裁判に勝って無罪となったシーンです。
子供を送るシーンでも流れていた明るい曲がここでも流れます。
11.THE BOAT SCENE
かなり不穏な感じがするテーマ曲のアレンジから始まります。
事件の真相が徐々に明かされます。
12.THE BASEMENT SCENE
ラスティの家の地下です。
何かが隠されているようで不穏な感じです。
そしてラスティが何かを発見したようです。
13.BARBARA'S CONFESSION
妻のバーバラから事件の真相が語られます。
曲はここまで聴かれなかった感じの静かな感じです。
あくまでも語りのバックで流れているBGMです。
途中で1フレーズだけ静かにテーマ曲が流れます。
ほぼほぼ無に近い感じの音楽です。
ここまで存在感を消すのも御大のスコアでは珍しいです。
無のわりには本サントラで最長の曲です。
14.END CREDITS
エンド・クレジットです。
ピアノ・ソロのテーマ曲から始まり、
シンセサイザーが前面に押し出されてきます。
1曲目のテーマ曲とはアレンジがかなり違う感じです。
ラスティの無実は証明されていますから、力強い感じです。
ホルンも強めで、ジョン・ウィリアムズ節全開ですね。
ところで本作は「推定無罪」ですが、
あまり「推定無罪」感は無いですよね。
ラスティははっきり無罪だし、
証拠がないから無罪と見做されたわけではないです。
ちょっとタイトルから思ってたのと違う感じでした。
以上です。
次は、どうしようかな?
気分で選びますね。

