ここで一区切り、3作目です。

 

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦

 

個人的にはこの作品が一番好きです。

映画もサントラも。

 

ショーン・コネリー演じる父ヘンリーが良いですよね。

 

 

テーマ曲及びモチーフは3曲拾えました。

 

あくまでも個人的主観で拾って勝手に名前付けてるだけですので・・・

 

一応のガイドラインは「サントラで2曲以上に入ってるメロディ」です。

 

 

 

今作で追い求めている聖杯のテーマです。

 

荘厳な感じがしますね。

 

キリストの血を受けた杯ですからね。

 

 

 

個人的主観の最たるところですが、これは父子のテーマだと思います。

 

ヘンリーのテーマっぽくも聴けるんですが、

これ、クリスタルスカルの最後にマットがインディを「お父さん」と

呼ぶ感動のシーンでも流れてるんですよ。

 

あのシーンにヘンリーは関係ないのでこれは父子のテーマですね。

 

父子の絆を描いているシーンでしか流れていないんですよ。

 

父子の絆を表現している曲なんですね。

 

このメロディだけ3/4拍子というのも興味深いですね。

 

 

これはですね、劇中で殆どはっきりとは流れません。

 

毎回全然違うアレンジとメロディラインとリズム、テンポで現れます。

 

テーマと言うよりモチーフなんですね。

 

サントラだけ聴いていても見つけにくいですが、

映画をサントラに注視して鑑賞すると、

ヘンリーの出てくるシーンにこのモチーフがうっすら流れていました。

 

採譜もどこからすれば良いのか難しいので、なんとなくで拾ってます。

伴奏は完全にテキトーです。

 

 

これはわかりやすい。

 

ナチス・ドイツ軍のテーマです。

 

劇中ではエルザが裏切って、

彼女がナチスだと明らかになってから初めて流れます。

 

インパクトの強い曲ですからね。

 

 

では、曲目解説に移ります。

 

 

インディ初めての冒険

 

映画の冒頭、若かりしインディが冒険を繰り広げるシーンです。

 

冒険の節々で後のインディのキーアイテムとなるものが出てくるので、

その時にレイダース・マーチが顔を見せます。

 

この曲内では鞭が出てくるシーンですね。

 

話は逸れますが、

ディズニー+でヤング・インディ・ジョーンズシリーズの

配信を期待していたんですが来なかったですね。

 

もう少しの間期待してても良いでしょうか?

 

 

十字架の行方

 

前半は、父ヘンリーが行方不明となり、

インディがヴェニスに移動するシーンで流れる曲です。

 

聖杯のテーマに乗せてマップ上を飛行機で移動します。

 

後半はヴェニスの図書館でXのマークを探すシーンですね。

 

本編では途中でサントラに収録されているのより

控えめなアレンジのに差し替えられてますね。

 

これ、原題「X Marks The Spot」なので誤訳ですね。

「X印の場所」でしょう。

 

 

オートバイとオーケストラのスケルツォ

 

名題!

 

まずタイトルが秀逸ですよね。

 

フォースの覚醒にもXウィングのためのスケルツォがあります。 

 

この曲はインディがヘンリーと一緒に

オートバイでナチの城から逃げるシーンで流れます。

 

インディとナチの追いかけっこなので、

当然ながらレイダース・マーチナチのテーマが織り混ざっています。

 

メインのメロディはここでしか流れない曲ですが、

この曲は個人的にはジョン・ウィリアムズの好きな曲5曲以内には

確実に入る曲です。

 

 

あ、ねずみが

 

ヴェニスの教会の地下、ねずみの大群に遭遇した時の曲です。

 

そのまんまですね。

 

聖杯捜しの鍵となる石板を発見したシーンで流れるのは

父と息子のテーマ

 

このシーンにヘンリーは居ませんが、

エルザに「お父様そっくりね!子供みたいにはしゃいで!」

と言われるので父と息子のテーマが流れるんですね。

 

後半は石油の湧いている地下に火を放たれて大ピンチに陥るので

緊迫した曲調に変わります。

 

 

ベニスからの脱出

 

ベニスの水路でボートチェイス。

007さながらのシーンですね。

 

なんとなくヴェニスっぽい変わった曲調の曲です。

 

最後に聖杯のテーマが流れます。

 

 

ノー、チケット

 

インディとヘンリーが飛行船でドイツを脱出しようとしたところ、

ナチが乗り込んできたので船員のふりして無賃乗車客を

窓から落とすシーンです。

 

 

聖杯の持ち主

 

これは随分と話が飛びますがインディが聖杯の守護者の元に到着したシーンです。


まずは一旦襲われますので、一瞬不穏な音楽が流れたあと、穏やかになります。

 

その後流れるのは聖杯のテーマ父と息子のテーマですね。

 

 

ジョーンズたちに遅れるな

 

この曲の断片は戦車の中でヘンリーとマーカスが

共闘するシーンで流れます。

この曲自体は流れてないです。

 

ヘンリーのモチーフがコミカルにアレンジされています。

一応ですが、当該モチーフの採譜はここからしました。

 

テンポ変えてますけど。

 

 

十字架の剣を持つ君主

 

インディたちがアレクサンドレッタに到着したシーンです。

曲名と全然違いますが・・・。

 

後半はナチの戦車が登場するので重厚なナチのテーマです。

 

鋼鉄の野獣

 

戦車が重厚に進んでいきます。

 

しばらくして我らがインディが登場しますね。

 

曲はそのままは使われてません。

 

 

三日月の狭谷

 

戦車と一緒に谷底に落下したインディが生還するシーンから聖杯の在り処に到着するまでのシーンです。

 

曲の冒頭にヘンリーのモチーフが朗々と演奏されてます。

 

 

ざんげする男

 

悔い改めたものだけが通り抜けられます。

ヘンリーが撃たれ、インディが聖杯のもとに向かうシーンです。

 

当然聖杯のテーマが流れますね。

 

エンド・クレジット

 

終盤のクライマックスからエンドクレジットにかけての曲です。

 

まず冒頭でエルザが手を滑らせて谷底に落ちます。

 

そして落ちそうになったインディをヘンリーが手を伸ばして引き止めます。

 

ここでヘンリーのモチーフが朗々と奏され、

谷底の聖杯を拾おうとするインディを優しく諌めます。

 

インディはヘンリーに救い出され、レイダース・マーチが流れます。

 

その様子を聖杯の守護者が眺めており、聖杯のテーマが流れます。

 

遺跡から出た2人は父と息子としての会話をし、

父と息子のテーマが流れます。

 

最後に砂漠に向かって馬で駆け出し、

レイダース・マーチと共にエンド・クレジットに入ります。

 

 

エンド・クレジットでは、

レイダース・マーチに続いて父と息子のテーマが流れます。

 

今作でいちばん大事なテーマですね。

 

その次は聖杯のテーマです。

 

今作のメインディッシュですからね。

 

そしてオートバイとオーケストラのスケルツォ

 

これは今作のサントラの目玉ですね。

 

最後はもちろんレイダース・マーチ

 

様式美です。

 

今回も締まりましたね。

 

 

 

次はクリスタル・スカルの王国。

 

頑張って新作公開前に更新したいです。