日頃より、日本女子体育大学ラクロス部の応援ありがとうございます。


4年のえむです🐑


ついに引退ブログを書く日がきてしまいました。


今回は2つのテーマに絞ってブログを書いていこうと思います。


①私の4年間

②ラクロスに夢中になるために






①私の4年間


「ラクロスって知ってる?面白いスポーツだよ!やってみれば!」


ラクロスとの出会いはバイト先の社員のたった一言でした。

バスケを続けるか続けないか迷っていた時にそんな言葉をもらい、気がついたら日本女子体育大学ラクロス部に入部していました。


ですが、入部してもなかなかグラウンドに行けず、同期の名前もまともに覚えていない中、zoomでのトレーニングをする毎日。正直、想像とは違う現実とのギャップに戸惑っていました。


そんな中出会ったDFというポジション。DFの動画を見た瞬間、何かビビっときました。

普通だったらシュートを打っている姿を見て、かっこいい!私もシュート決めたい!ってなるはずなのに、私はこんなにもAT優位なスポーツでボールを奪っているDFの方が輝いて見えました。けど、そこでDFに出会ってしまったおかげで、色んなことをさぼり、フットワークをやっていたので、もっとダッチの練習をしとけばよかったとか、クロスワークやっておけばよかったと後悔が残っています。



2年生になり、上級生練習が始まりました。

21チームで1部昇格をし、もうとにかくワクワクドキドキで練習が楽しくて仕方がない中、ボールを踏んで足首の靭帯を断裂しました。


そこからは負の連鎖。

あすなろの出場時間はたったは2分。

リーグ戦でユニフォームを着れる訳もなく、何度も練習から逃げ出そうと考えていました。

1年生の頃とは違い、何をやっても上手くいかない毎日。

ラクロスが嫌いになり、何をしても楽しくない。


部荷物もラクロスも全部辛すぎて、2年生は正直怪我をした記憶しかありません。



不安と焦りに押しつぶされそうになった3年生。


「えむってほんとに自信なさそうにプレーするよね。」


自分の中で隠していたと思っていたことを言われ、コートに立つことが怖くなった時期もありました。


そんな中、1部昇格を目指していたチームは2部残留。

私は自分のせいだと思い、一橋戦が終わったあと、涙が止まらなくなったことを今でも覚えています。


ユニフォームを着れると思っていた学習戦と東洋戦。

前日にメンバー発表があり、まさか外されると思っていなかったので1日で気持ちが切り替えられず、リーグ戦当日も顔が死んでいたと思います。

もっと選手にできる声掛けがあったのではないか、23チームのスローガンは「輝れ」でメンバーもメンバー外も輝ける場所があったはずなのに、その輝ける場所を見つけることが出来ませんでした。


4年生はあっという間すぎて逆に記憶がありません。


初めてATをちゃんと学び、つま恋では点も決め、ドローも上げ、今まで経験できなかったことが経験出来ました。



また、今期はDFの人数が少なく、練習試合も出ることができるはずでしたが、夏合宿の3日目の練習試合で今期初めて試合にでることが出来ませんでした。

その後のクリライの練習も相手役の方。相手役の方は最初戦術をちゃんと聞くことができず、何をやっているか理解ができていない中、呼ばれた名前。動きが分からないから教えてと言っていたはずなのに、気がついたら同期のいると10秒くらい言い合いが始まっていました。

お互い本気でやっているからこそ本音で言い合えるってこういう事なんだと初めて思いました。


そして始まったリーグ戦。

vs神奈川 6-13

vs玉川 17-2

vs専修 11-9

vs横国 11-5

vs東海 11-6


vs農大 5-8


正直、農大戦、勝てる自信がありました。

今まで以上に分析をし、動画見をし、みんなで対策をしてきたからこその自信でした。

けど、現実はそんな甘くはなく、相手も1部の意地がある中で、本気でぶつかってくる。


最後の笛が鳴った時、頭が真っ白になって、ベンチに戻った瞬間涙が止まらなかったです。


ただただ勝ちたかった。1部の舞台を後輩に残したかった。ユニフォームを着たくても着れなかった同期、OGさんの思いも繋ぎきれなくて、今でも農大戦の動画は流し見でしか見れていません。


4年間を通して、ラクロスに私生活を奪われたし、努力が報われないことばっかだったけど、3年間積み上げてきたものが昇格戦の舞台に繋がり、ラクロスが楽しいと思えたのではないかと思います。





②ラクロスに夢中になるために


私がラクロスに夢中になった理由はたくさんありますが、1番大きな理由。

それはラクロスメイクスフレンズ☝🏽🌈

つまり、横の繋がりを作ること。


これだけでラクロスの幅がすごく広がったと思います。

武者、何かの練習会で出会った同期、上級生。合同練習でお世話になった社会人の方々。学連で出会った仲間。


どこかの試合会場に行けば、誰かしらいて、練習試合を組んだ相手にも誰かしらいて、そこで話すお互いの状況。


それが私のモチベーションアップに繋がっていて、他大学の同期が頑張っているなら私はそれ以上に頑張らなくてはいけないという気持ちになり、気がついたらラクロスに夢中になっていました。


私は人と話すことがとにかく大好きで、ニチジョの世界だけでは満足出来ず、同期のちるを誘ってたくさんの武者に行きましたが、ラクロスに夢中になるきっかけは人それぞれ違うと思います。

ラクロスに夢中になれる、もっと好きになるきっかけは色んなところに転がっています。それが私はたまたま他大学の友達を作ることであっただけ。

それでも、そのおかげで成長し続けることができたことに変わりはありません。


ラクロスに夢中になりきれていない下級生がいたら、1歩引いて色んなところに転がっているきっかけを見つけてみて下さい。


最後に、

いっきさん

私は最後までいっきさんに好かれることはなかったと思います。期待に応えたプレーも出来なかったし、何をしても下手くそな4年生でした。

いっきさんにちゃんと褒めてもらえた記憶があるのは2年生の三角パスキャの持ち替えだけ。(もっとあったらすみません。)

3年生まではいっきさんと距離を感じていたから、今年こそは距離を縮めたい、いっきさんのことをもっと知りたいと思っていましたが、それも出来なかった。

それでもたくさんのアドバイスをくれたり、たくさんのことを私なんかに求めてくれてありがとうございました。

今のところは社会人になってもラクロスに関わりたいと思っています。またどこかで会ったら声掛けます。逆に声掛けてくれたら嬉しいです。





長くなりましたが、これで私の学生ラクロスに幕を閉じます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


これからも日本女子体育大学ラクロス部の応援よろしくお願いします。