日頃より日本女子体育大学ラクロス部へのご支援、ご声援ありがとうございます。
4年ちかです🐣
今回は【引退ブログ】を書かせて頂きます。
ラクロス部に入部してから、何度かブログを書かせて頂く機会があり、自分の気持ちや考えをみんなの前で話すことが苦手な私にとってブログは自分を表すことのできる大切な場所でした。
そんなブログも今回で最後。
書きたいことが山ほどあるので、テーマを4つに絞って想いを綴らせて頂きます。
拙い文章ではありますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです。
テーマ
1️⃣準リーグ
2️⃣同期に恵まれた4年間
3️⃣支え
4️⃣廣瀬菜々美の下剋上
〜1️⃣準リーグ〜
私にとってのリーグ戦。
ラクロスが楽しいと思える貴重な場。
Aチームに入れなくて悔しい思いを持つ人たちが集まるから試合にかける思いは桁違いで。
私はBチームって最強だなと毎年感じていました。
特に忘れられないのは2022年の準リーグです。
私は当時2年生でした。
部としては一部昇格をし、リーグ戦に向けて猛練習の日々。
Bチームは準リーグに向けて別練習でした。
Aチームに入れなくて悔しくてたまらない気持ちはもちろんある。でも、その気持ちを忘れさせてくれるくらい楽しい練習の日々でした。
ろくさん、まいさん、えみさんが引っ張って下さったBチーム。
Aチームは応援に来ず、全部自分たちで行った試合。
Aブロックで全勝し、Bチームだったけれどラクロスが楽しくて仕方ありませんでした。
そしてあと1勝で関西に試合に行けるという大事な試合でAチームが合流。
準リーグなのにAチームのメンバーが試合に出て戦いました。
結果は負け。
相手はとても上手で、Bチームが戦っても勝てなかったかもしれない。
だとしても最後までろくさん、まいさん、えみさんが引っ張って下さったBチームで戦い切りたかった。
Bチームだからどんな扱いをしてもいいと思われている感じがして悔しかった。
この日のために沢山練習したセットプレーができなくて悲しかった。
Bチームの人だって与えられた場所で輝こうと頑張っている。
それを踏みねじるようなことをして欲しくなかったと今でも思います。
その試合に出ることができず、大好きなまいさんがユニフォームを着て試合に出ている姿を引退まで見ることができなかったことが、自分が試合に出られたなかったことよりも、何よりも悔しかったです。
Aチームの人からしたら準リーグは練習試合と同じかもしれない。
でも準リーグにかけている人もいるということを忘れないでいて欲しいなと思います。
私は準リーグが、Bチームが誇りだし大好きです。
(準リーグ🎖️)
〜2️⃣同期に恵まれた4年間〜
4年間のラクロス人生を終えて今1番に思うこと。
それは、同期に恵まれていたなということ。
私は高校生の時、駅伝の強豪校で長距離をやっていました。同期は私を含めてたったの3人。
いろいろあり、2人が辞めてしまい引退する時には私しかいない状況になりました。
1人残されて後輩と頑張っていた期間は本当に辛く、人間不信になりました。
そして引退した時の自分には何も残っていませんでした。
“もう部活なんてやらない”
そんな気持ちで大学生になりました。
日女に入学して、もにとはくに出会いました。
既にラクロス部に入ると決めていたもにに一緒にラクロスやろうよと誘われ、はくにいろんな部活の説明会•体験会に誘われて参加しました。
部活はどれも楽しそうだと思ったけれど、また高校生の時のような思いはしたくないという気持ちがあり、なかなか決められずにいました。
結局もにとはくが入るからと自分もラクロス部への入部を決めました。
(誘ってくれてありがとう、初期メンらぶです🫶🏻)
部活に入ってみたら同期は21人もいました。
自分も負けず嫌いだと思っていたけれど、同期の気の強さや個性の強さに圧倒される毎日。
正直本当に合わないなと思っていました、、笑
でも、人数が多いということは味方が沢山いると思えて私はすごく心強く感じていました。
“同期に恵まれている”
そう思えるのには4年かかりました。
みんな優しい。でも自分が1番。同期同士で同期を下げる発言をしたり、同期が1番同期に厳しかったり。
同期のことを考えることが辛い時期もありました。
また、私は辞めちゃった同期を引き止められなかったこと、今でも後悔しています。
下級生の時、上級生から毎日怒られて、みんな自分に精一杯でした。
「辞めたい」と言う同期にあまり向き合えていなかったと思います。
私は引退した今でも21人でやりきりたかったなと思ってしまうし、4年間あらゆる場面で辞めてしまった同期のことが頭をよぎりました。
4年生になり、辛いことが増え、4年間で1番本気で辞めてやろうと思った時。
初めて同期に本音を話しました。
その日は朝練習とナイター練習があり、朝練後食堂の2階で自分の気持ちを素直に伝えました。
その時、私より泣いて寄り添ってくれる同期や真剣に話を聞いてくれる同期がいました。
そして何よりも嬉しかったことは、いゔといるが言ってくれた
「ちかの頑張りは同期がちゃんと見てるから、一緒に頑張ろう」
という言葉。
正直、キャプテン•幹部であるいゔといるに自分の気持ちを伝えることが1番怖かった。だからこそ私の話を立場とか関係なく1人の同期として聞いてくれたことが心の底から嬉しかったです。
でもこんな話をした後はさすがに気まずくて…。
帰ろうと思っていたら、はくが
「人狼しよ!!」
と言い出して。あんなに泣いてたのに気がついたら全員で人狼をしてバカみたいに笑ってて。
そしてナイター練習で大袈裟なくらい同期が私のプレーを褒めてくれて。
この日ほど、“同期に恵まれている”と感じた日はありません。
4年間を通してもちろん辛いことの方が記憶に残っているけれど、同期に出会えたことは何にも変えられない1番の宝物です。
沢山向き合ってくれてありがとう。
同期でいさせてくれてありがとう。
出会ってくれてありがとう。
〜3️⃣支え〜
この4年間本当に沢山の方の支えがあってやり切ることができたと思っています。
るかさん、まいさん💝
私が1年生の時の姉貴だったお2人。
コロナ禍であまりグラウンドで会うことができなかったけれど、週1でZOOM姉貴会を開いて下さっていたこと。
当時はこれが普通なのかなと思っていたのですが、自分が姉貴長をやってみて本当に凄さと有り難味を感じていました。引退されてからも頻繁に連絡を下さり、部活のことを相談させて頂いたり、お2人の存在に本当に救われていました。
なかなか良い報告ができず、自分から連絡をすることを躊躇う時もありました。しかし、毎年お2人から「リーグ見に行くね!」と連絡を下さり、お会いすると
「よく頑張ってるね、見てたよ!」
と必ず声をかけて下さいました。
本当にお2人の存在に沢山支えられました。
4年間ありがとうございました。
れんさん🫶🏻
ずっと見ていて下さったれんさん。
現役の時も引退されてからもこまめに連絡を下さり、本当に感謝しています。
「ちかが頑張り続ける限り応援しに行くよ!!」
と言って下さる温かい方。今期のリーグで唯一メンバー入りした時は私よりも喜んで下さいました。
本当に幸せでした。
昇格戦の1週間前にも時間を作って下さりお話を聞いて下さいました。
こんなに温かくて優しくてパワーを下さる方はいません。
私は間違いなくれんさんがいらっしゃらなかったら4年間頑張れませんでした。感謝しています。
ひさやすさん🌳
地元が近いと知ってから勝手に親近感が湧き、コーチに自分から話しかけに行くなんてしたことがなかったけれど、勇気を出して話しかけた方でした。
ひさやすさんは沢山アドバイスを下さり褒めて下さる心優しい方。
リーグ期間中は毎試合話しかけて下さり、
「ちか絶対勝とうね、頑張ろ!」
と必ず声をかけて下さいました。ひさやすさんからしたら普通のことかもしれないけれど、ひさやすさんが試合前に話しかけて下さるおかげで気持ちを切り替えられていました。本当に救われていました、ありがとうございました。
ねねさん🌼
私が1年生の時の4年生。
偉大な方すぎて、私のことなんて知らないだろうなと思っていました。
夏合宿前、練習後のねねさんのFBが心に響き、ねねさんに泣きながら相談をさせて頂きました。
あまり関わりがなかったのに真剣に話を聞いて下さり、「ちかそんな熱い想いがあったんだ!同期に絶対言いな!」
と言って下さいました。
他にも沢山アドバイスを頂き、こんなに真剣に向き合って下さる方がいたんだと本当に嬉しかったです。
夏合宿最後に行われたスクリメ。
本当に悔しくて終わった後1人で泣いていた私のところに来て下さったのはねねさんで、その時にかけて頂いた言葉は私の宝物です。
本当に救われました、ありがとうございました。
下級生🍄
下級生にも数えきれないくらい支えられました。
みんなが“ちかさ〜ん”って来てくれるのが嬉しくて。
嬉しい時も悔しい時も辛い時も泣いている時も変わらず“ちかさん!!”って来てくれるみんながいたから4年間頑張れました。
ラクロス面だけでなく、人間性も見てくれていて、下級生の存在に沢山支えられました。本当にありがとう。
家族🍀
私が部活の話をすることはほとんどなくて。
4年間で多分1.2回しかラクロスの話はしませんでした。
ゴールを持って2時間満員電車に揺られて帰る生活がキツくて何度も一人暮らしをしたいとわがままを言いました。
でも、部活で疲れて家に帰るとご飯を作ってくれて、お風呂を沸かしてくれて、何も言わずに部費を払い続けてくれて。ペニーを洗濯機で回したまま寝てしまったら、次の日干してくれていて。
当たり前じゃないです。本当に感謝しています。
私の力不足で、一度も試合に呼んであげることができませんでした。
沢山支えてくれたのに恩返しできなくてごめん。
4年間本当にありがとうございました。
友達🫧
部活の仲間じゃないからこそ悩みを話しやすくて。それを気が済むまで聞いてくれて。
高校生の時から私のすることを見守ってくれて、肯定して応援してくれる子。
朝練習が終わって部活から逃げてくると、「どうしたの〜?」って話を聞いてくれる優しすぎる子。
ずっとラクロス見てみたい!と言い続けてくれた地元の友達。
みんなが心の拠り所でした。本当にありがとう。
(るかさん、まいさん、れんさん✨)
〜4️⃣廣瀬菜々美の下剋上〜
3年前、りとさんが「吉田晴香の下剋上」というタイトルでブログを書いていました。
私が持つりとさんのイメージ、それは“自分大好き‼︎”。
そんなりとさんがまさか違う人のことをブログに綴るとは思いもしなくて驚いたことを覚えています。
私はこの4年間、りとさんのこのブログを何百回と読ませて頂きました。
なので今回はリスペクトも込めて、「廣瀬菜々美の下剋上」と真似させて頂きました。
【廣瀬菜々美(はく)】
本当に自分とはどこまでも真逆な性格。
入部当時は、同期の中でも絶対に仲良くならないだろうなと思っていました。
みなさんから見たはくはどんな人ですか?
天真爛漫、自分大好き、ポジティブ、エンターテイナー、いつも輪の中心にいる人…
多分そんな印象だと思います。
でも私から見たはくは
真面目、曲がったことは許さない、負けず嫌い、努力家、何があっても腐らない、意外と繊細さん、周りをよく見ている、誰よりも情に厚い…
こんな印象です。
この4年間性格は全然違うのに、部活に対する価値観が似ていて、同期の中でも特に濃い時間を過ごしてきました。
部活が休みの日は田舎にドライブしに行き、部活の愚痴を話してストレス発散。そして散々遊んだ後に「明日からも頑張ろっか」と解散する。
部活終わり、バイバイしたはずなのに1日中電話をしていたり、時には泣きながらお互いを鼓舞し合う日もあったね。
そんなはくは、今期の神大戦で約10秒の出場時間で1点を決めるというカッコ良すぎるプレーをしました。
私はInstagramで配信をしていたのですが、涙が出るくらい嬉しくて、誰よりも喜びました。
私が嬉しかったのは、はくがシュートを入れたという事実よりも、「やっとはくの努力が実った」ということ。
はくが誰よりも努力して何くそ精神で頑張っているのを近くで見ていたから。
はくはAチームにずっと居たわけではないし、一緒にBチームで沢山苦しんだ。
だからこそ神大戦のはくのシュートはベンチに入れない人に希望を与えてくれるシュートだったなと思います。
そこからはくは調子が良かったけれど、逆に私は辛い時期で。
いつもみたいにはくと愚痴を言い合いたい。
辛さを共感して欲しい。
という甘い自分がいるけれど、調子の良いはくを自分の負の感情に巻き込みたくないという自分もいて。
その結果、昇格戦までLINEも電話も部活で顔を合わせても話すことはせず、はくと距離を取りました。
本当に苦しかった。
練習のビデオを見返すと、話していない期間も私のプレーをはくはずっと褒めてくれていて。
泣きながら毎日動画見をしていました。
何回も電話をかけそうになった。
その度に、「チームのためにはくを巻き込んじゃだめだ」と自分に言い聞かせました。
でもはくを中心とした戦術ができた時、それを練習している時、誰よりも嬉しかったよ。
結局、昇格戦の前日の決起会まで会話はなし。
私は、ベンチに入ることもできず、はくとの関係もこのまま終わるのか…と複雑な気持ちでいました。
夜11時、急なはくからの電話。
出たら大泣きしているはく。
第一声が「ちかと一緒にベンチ入りたかった、悔しい‼︎」という言葉。意味わからないくらい怒っていて泣き叫んできました。
私のことを自分のことのように感情的になってくれる、そんな人に出会えたこと、本当にはくと出会えてよかったと心の底から思いました。
そこからお互い泣きながら思いの丈を話し、最後はくが
「明日絶対ちかのためにシュート入れるから!!シュート決めたらギューしようね!」
と言ってくれたこと。
一語一句忘れたくなくて、すぐにメモしました笑
昇格戦当日、私のペニーを着てアップをしていたはくを見て試合前から涙を堪えるのに必死でした。
はくがシュートを打つ時、私はなぜか全く心配してなくて、「はくなら絶対決めてくれる」という謎の自信がありました。
そしてやっぱり大事なところでしっかりと決めてくるはく。
昇格戦では本当にチームのヒーローでした。
そんなはくを見て、Bチームで一緒に苦しんでいたことを思い出し、カッコよくて、誇らしくて、本当に救われました。
はくがシュートを決めてベンチに戻ってきてギューしたこと、一生の思い出です。
はくの下剋上、最高でした。
最後に、4年間本当に沢山の方のサポートがあって引退の日を迎えることができました。
関わって下さった方々には感謝しかありません。
日女のラクロス部で出会った方々が人生の宝物です。
学生スポーツで得たものを、今後の人生に活かしていけるように頑張ります。
長文になってしまいすみませんでした。🙇💦
最後まで読んで頂きありがとうございます。
今後も、日本女子体育大学ラクロス部の応援を宜しくお願い致します。