6月28日(土)にカルガモのヒナが保護されてきました。
ネコが咥えて持ってきたということでしたが、幸い大きな怪我などはありませんでした。
カルガモは早成性の野鳥な為、ヒナの時期でも自食ができ強制給餌は必要ありませんが、その分親兄弟への依存度が高く、はぐれてしまうと強いストレスを感じます。
兄弟もいない状況で一羽だけとなると、それだけで衰弱する恐れがありましたが、この子は餌もしっかりと食べ、ケージ内に設置したプールでも悠々と泳いでくれたので、強い子だったのかもしれません。
保護されてから2週間ほど経ちましたが、最初34gしかありませんでしたが、今は大きさも3倍、体重も110gまで大きくなりました。
このまま順調に育っていってくれることを願うばかりです。
【最近の動画はこちら!】
《JWCからのお願い》
この時期、ほとんどの哺乳類・鳥類は子育てを行います。
その為、ヒナや幼獣の近くには、親がいることが大半です。
結果的に親子を引き離す結果となってしまう可能性があるので、見つけたとしてもすぐに保護しないようにしてください。
また、片方の視点から見れば残酷なことのように思えるかもしれませんが、孤児や落巣雛などはその時期子育てをしている他の野生動物たちの大切な糧となります。 命が新しい命を繋ぐ尊い自然の連鎖についてもぜひご理解ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※JWCは皆様のご寄付・ご支援により活動を行なっております。
一羽でも、一頭でも多くの命を救えるよう、ご協力いただけますと幸いです。
[250人目指して募集中!]