皆さんこんにちは。JWCの佐草です。
本日は、寂しいお知らせがあります。
感染症によりで目が膿みで覆われた状態で保護されたスズメの『モック』が、4月20日(日)に亡くなりました。
抗生剤の投与と点眼で膿みは収まりしたが、その後視力の回復が見られず、当団体でリハビリ・治療を続けていました。
状態がある程度安定した頃からは、室内バードケージへ移し、枝の位置、餌の位置を固定することで、その空間内であれば飛行も自食も可能でした。
ケージ内に設置している砂場ではよく砂浴びを、広めの水浴び用の水では水浴びもしていて、室内であっても時間帯によっては窓からも日が差すので、「チュンチュン」と鳴きながら気持ち良さそうに日光浴をする姿に、私達スタッフも癒されていました。
また、モックはとても面倒見がよく、雛鳥が保護されてきた際、先輩として飛び方や餌の食べ方を教えてくれていました。
一番左の『モック』がスズメのヒナとヒヨドリのヒナを面倒見ている様子
モックがオナガのヒナと日光浴をしている様子
保護された時点で成鳥だった為、正確な年齢は分かりませんが、センターで過ごした期間を考えても大往生だったかと思います。
たくさんの思い出をくれたスズメのモック。
本当によく頑張ってくれました。
※JWCは皆様のご寄付・ご支援により活動を行なっております。
一羽でも、一頭でも多くの命を救えるよう、ご協力いただけますと幸いです。
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モック。モックの鳴き声が聞こえないとやっぱり少し寂しいけど、本当に、本当によく頑張ったね。
えらかった。雛鳥のお世話もありがとうね。
ゆっくり休んでね。