皆さんこんばんは
JWCの佐草です
なんと!!!
現在、ケージ型酸素室『ICU』の導入を目指し挑戦しているクラウドファンディング、開始2週間目にして目標額300万円の50%、150万円を突破致しました!!!
本当に、皆様温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。
皆様からの優しいお言葉の数々、SNSでも度々拡散してくださる方など、大変励まされております。
動物たちと向き合い、治療やリハビリを行うことが最優先となってしまうので、今、クラウドファンディングに関連したSNSの投稿や活動報告の更新も頻度がどうしても少なくなってしまい、皆様に御礼をする機会が中々取れないことが心苦しい限りなのですが、それでもこうしてたくさんの方に支えられ、お気持ちをお寄せいただけること、何より、野生動物に対してこれだけ関心を持ってくださる方がいることに、心から勇気付けられています。
生まれ育った国だから、「優しい思いやりのある国だ」と評される日本だから、どんな命に対しても対等に、『救うことを諦める国』であって欲しくない。
次世代を担う子供たちが、『この子を助けたい』と思ってくれた時、『諦めなさい』と、にべもなく伝えるしかない社会であって欲しくないと、そう思っています。
『野生動物』という、人間ともペットとも違う世界にいる彼らですが、同じ場所で生きている限り、私達の社会と一切を切り離して考えることはできません。
『分からないから関わらない』ままでは、これから未来の環境を護っていく上で重大なことを見逃してしまう可能性もあります。
例えばそれが人獣共通感染症かもしれない。事故多発の原因特定に繋がることかもしれない。
『知る』ことで、『識る』ことで、野生動物だけでなく、人の命だって救えるかもしれません。
現在、疥癬にかかったタヌキは、原則として殺処分となっており、具体的になぜタヌキの間でここまで疥癬が蔓延しているのか、判明はしていません。
しかし、これに関しても私達は殺処分ではなく、『助けて探る』ことでいずれ科学的根拠に基づく原因を特定できると思っています。
世の中には、まだまだ『諦められている』ことが多く、私達も『救いたい』と思っても度々その壁にぶつかっては悔しい想いをすることもあります。
今回のクラウドファンディングでは、一頭でも一羽でも多くの命の生存率を上げる為、ケージ型酸素室『ICU』の導入を目指しておりますが、このプロジェクトをきっかけに、多くの方に野生動物について目を向けていただく機会になればとも思っております。
お問い合わせの中で、「どこに問い合わせても、元居た場所に戻してきてくださいの一点張りだった」というお話をたくさん聞きます。
中には、その判断が正しいケースももちろんあります。また、法を背負っている方などは発言もより慎重になり、「電話があった時、私も助けてあげたいと思ったけれど、立場上そのように伝えるしかなく、本当に辛かった」というお話を聞いたことも実際にあります。
今、日本はまだまだ野生動物保護に関して諸外国に遅れを取っています。
しかし、だからといって今・未来の命を諦めるのは違うと、私達は私達にできることを日々行っています。
いつか、私達の活動が当たり前となり、自治体や県の垣根を越えて情報共有し、『野生動物の命を救う』ことに前向きかつ前のめりな社会していけたら、と夢見ています。
その為にも、まずは今回のクラウドファンディングも達成したいと思っております!!
皆様、お一人おひとりのご支援が今と未来の命に繋がっています。
引き続きにはなりますが、どうか温かいご支援と拡散のご助力のほど宜しくお願い致します。
《クラファン挑戦中》
【資金使途】ケージ型酸素室ICUの購入と設置に伴う電気工事費用
【募集期間】10月15日(火)~12月13日(金) 23:00
【目標金額】300万円
※目標額到達とならなければ全額ご返金となります
〈応援は #JWCクラファン で!〉
※JWCは皆様のご寄付・ご支援により活動を行なっております。
一羽でも、一頭でも多くの命を救えるよう、ご協力いただけますと幸いです。