皆さんこんにちは。
JWCの佐草です。
さっそくですが、本日は保護情報と訃報をご報告致します。
6月11日(火)、シジュウカラの裸雛2羽とメジロの落巣雛1羽が保護されてきました。
それぞれ別々の方に連れて来られた子達で、いずれも周りに親が見当たらなかったとのことでした。
3羽ともかなり衰弱しており、シジュウカラのうち1羽は到着後まもなく亡くなりました。
残ったシジュウカラとメジロも食べが悪く、口を開けてくれなかったので、ミルワームの中身や七分餌・ネクトン(S・B)・ダイスキン・バイタルパウダーを混ぜた練り餌を強制給餌していましたが、保護から2日経った昨日の未明、静かに息を引き取りました。
小さな体で、3羽とも最後までよく頑張りました。
次に生まれてくる時はもっと長い生を生きてくれることを願います。
※メジロやシジュウカラ、ヤマガラ、スズメといった鳥の雛は、自然の中では主に昆虫を親から給餌されて育ちます。
粟玉などは消化不良を起こす可能性がある為、雛の一時的な救護では与えないようにしてください。
※保温の際、ホッカイロは二酸化炭素を発生させる為、鳥が酸欠を起こす可能性があります。
一時的な救護の際は、お湯の入ったペットポトルをタオルで巻くなどして保温するようにしてください。
《JWCからのお願い》
この時期、ほとんどの哺乳類・鳥類は子育てを行います。
その為、ヒナや幼獣の近くには、親がいることが大半です。
結果的に親子を引き離す結果となってしまう可能性があるので、見つけたとしてもすぐに保護しないようにしてください。
※JWCは皆様のご寄付・ご支援により活動を行なっております。
一羽でも、一頭でも多くの命を救えるよう、ご協力いただけますと幸いです。
《6月30日までに200人目標
》
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