【保護情報】段ボールに入っていた5羽のカルガモのヒナ | JWC NEWS

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JWC(NPO法人ジャパンワイルドライフセンター)は、
野生動物の保護を目的として
1990年に設立した野生動物保護団体です。

皆さんこんにちは。

JWCの佐草です。

 

今回は保護情報をお伝え致します。

 

本日のお昼頃、カルガモのヒナが5羽保護されてきました。

昨日の17時頃、公園に上を蓋がしてある段ボールが置いてあるのを発見し、何か動物が捨てられているのだろうかと中を覗いたところ、6羽のカルガモのヒナが入っていたそうです。

残念ながら6羽のうち1羽は亡くなってしまい、残った5羽を何とかしたいと当団体までお電話くださいました。

 

個体識別の為、体に害のない染料でマーカをしてから体重をそれぞれ量ってみると、緑:36g 白:35g 青:33g 黄:27g 赤:25gと、同じ兄弟でも体の大きい子と小さい子では10gもの差がありました。

 

 

一番体重の軽い赤は目がうつらうつらとする様子も見られ、元々虚弱な子だろうと思われますが、衰弱しているようです。

 

 

 

幸い今は全員自食できていますが、親から離れたストレスや環境の変化によるストレスで一気に容体が急変する可能性もある為、引き続き状態を注視して世話に当たります。

 

 

 

《JWCからのお願い》

この時期、ほとんどの哺乳類・鳥類は子育てを行います。

その為、ヒナや幼獣の近くには、親がいることが大半です。

結果的に親子を引き離す結果となってしまう可能性があるので、見つけたとしてもすぐに保護しないようにしてください。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

※JWCは皆様のご寄付・ご支援により活動を行なっております。
一羽でも、一頭でも多くの命を救えるよう、ご協力いただけますと幸いです。

 

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