【保護情報】高校で保護されたシジュウカラの巣立ち雛 | JWC NEWS

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JWC(NPO法人ジャパンワイルドライフセンター)は、
野生動物の保護を目的として
1990年に設立した野生動物保護団体です。

皆さんこんにちは。

JWCの佐草です。

 

本日2度目の投稿となりますが、保護情報をお伝え致します。

 

昨晩、学校で高校生の生徒さんが保護し、暫く学校で世話をしていたというシジュウカラの巣立ち雛が保護されてきました。

生徒さんは、一度見かけた時はそのままにしてそこを立ち去ったそうですが、暫くしてから様子を見ても同じ場所にいた為、保護することにし、その後、学年主任の先生に相談して学校で世話をすることにしたそうです。

 

来院される数日前にはJWCへもお問合わせをいただいていました。

そこで餌の内容や飼育環境についてもお伝えして、来院されるまでの数日間、学校の皆さんで給餌をしてくださっていたようでした。

 

 

身体的な問題は特になく、健康に育ってくれているようだった為、一晩を置いて今日は室内バードケージへ移動させました。

飛び方にも不安定さはないので、このまま順調にいけば早めにリリースできるのではないかと思います。

 

 

とは言え、環境の変化によるストレスや採餌トレーニングの状況によってはまだまだ気の抜けない状態は続くので、引き続き様子を見ていきたいと思います。

 

ということで、今回はシジュウカラの巣立ち雛の保護でした。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 


JWCからのお願い》

この時期、ほとんどの哺乳類・鳥類は子育てを行います。

その為、ヒナや幼獣の近くには、親がいることが大半です。

結果的に親子を引き離す結果となってしまう可能性があるので、見つけたとしてもすぐに保護しないようにしてください。


 

【6月1日より、クラウドファンディングに挑戦開始!!】

《プロジェクト概要》

【傷付いた野生動物達を救う。運動場を増設し適切なリハビリケアの実現へ】
第一目標金額:550万円
支援募集期間:6月1日(木)12時〜7月28日(金)23時

▲上記ページは6月1日(木)12時以降からご覧いただけます。

 

応援ハッシュタグは『#JWCクラファン』で!!

 

 

※JWCは皆様のご寄付・ご支援により活動を行なっております。

一羽でも、一頭でも多くの命を救えるよう、ご協力いただけますと幸いです。