管理人の佐草です。
今日は残念なお知らせがあります。
昨日の12時ごろ、猫に襲われていたところを保護されたスズメがのづた動物病院に連れてこられました。
右側頭部に固まった血がこびりついていましたが、飛ぶ元気はあるようでした。
一先ずさとやま保護センターへ移動し、保温の上抗生剤を飲ませて様子を見ることにしました。
しかし、今朝方様子を見に行くと、既に息を引き取っていました。
口の周りに置き餌していた粟玉が付いていたので、恐らく最期にご飯を食べれたのだと思います。
小さい動物、特に鳥の場合、頭部に損傷があると、いくらその日元気にしていても容態が急変する確率が本当に高いです。
正直、今回の子ももう少し様子を見れるかな…と思っていたので、残念でした。
元気に野生へ返してあげられる子は、ほんの一握りしかいません。
ですが、その《ほんの一握り》に少しでも可能性がある限り、最後まで彼らの生きる力を信じて最善の処置を行う。それが私達の活動なのだと心得ています。
これからも、彼らの命を無駄なものとしないよう研鑽を積みたいと思います。
閲覧頂きありがとうございました。
痛かったのに、よく頑張ったね。強かったね。
お疲れ様。ゆっくり休んでね。