ハクビシンの赤ちゃんアップデート | JWC NEWS

JWC NEWS

JWC(NPO法人ジャパンワイルドライフセンター)は、
野生動物の保護を目的として
1990年に設立した野生動物保護団体です。

先月保護されたハクビシンの赤ちゃんはスタッフからトンジル(通称ジルコ)という名前をつけられ、元気に育っています。ハクビシンは夜行性のため、昼間はあまり活動せず、気持ち良さそうにすやすや寝ていることが多いですが、ケージを開けるとそのすきに脱走する常習犯です。瞳が愛くるしく、ジルコはとてもかわいいです。
JWCでよく保護されるハクビシンですが、はあまり聞き慣れず、どんな動物か知らない方も多いかもしれないので簡単に説明します。
ハクビシンとは、大きさ約50cm、尾長が約40cmのジャコウネコ科に分類される動物です。外見はタヌキやアライグマに似ていますが、それぞれ別の科の動物になります。主な特徴として
  ・鼻筋の白い線
  ・足指が前後5本(タヌキ等は4本)
  ・ネコのようにしなやかな身体つき があります。
中国大陸を中心としたアジア諸国の、山地の森林に生息する夜行性の動物です。雑食ですが、特に果実を好みます。ジルコも、バナナとみかんがお気に入りです。