マサイの牛がやって来て、レパードにストレスを与えているとの情報をもらいました

以前もレパードの生息場所の近くの部落に寄って、近づかないように注意を喚起した事があります。以前もお伝えしましたが、ここコイヤキ・レメックエリアでは、国立公園と違い、マサイの人達が自由に放牧に来ています
ある時などは、見渡す限り牛ばかり・・・という光景も珍しくありません。しかしこの様な状況は、野生動物にとってはあまり良い状態ではありません。牛達が押し寄せることで、野生動物達は逃げていってしまうのです

・・・それでも悪いことばかりでもないようです
牛の放牧が許されていない国立公園では、家畜が草を食べないため、草の丈が高い状態です
ある時、見渡してみるとヌーが1頭もいない時がありました。どうしてか聞いてみると、ヌーは草の短い所が好きだとの事でした。確かに、国立公園を出てコイヤキのエリアに戻ると、ヌーがたくさんいたということがありました
この様に、放牧に関してはいろいろな面がありますが、とりあえず明日は、マサイの部落に寄り、注意を喚起しに行きたいと思います
