もちろん歩いての場合は必ずレメックのレンジャー達と一緒です。今回はワイヤーの罠を見つけるためです。密猟者は針金で輪を作り、動物の首がそこに引っかかるようにして罠を仕掛けるのです。しばらくブッシュの中を歩いて罠を探してました

しかし今日は、危うく僕らが襲われそうになりました・・・バッファローにです
ブッシュの中を歩いていると、突然レンジャーのボスであるワーデンが、バッファローがいると叫んで教えてくれました。最初何事かと思いましたが、前方40m程の所にバッファローが威嚇の声を出しながら現れたのです
もちろん、皆急いで逃げ始めました
お伝えしているように、バッファローは危険な動物で最近も何人かが殺されています。あるレンジャーは木に登り、僕は距離を保つためにオープンエリアの登りやすい木まで走りました
しかし、バッファローは一人のレンジャーの横をかすめて逃げていったそうです。ワーデン曰く、そのバッファローは脚に傷を負っていたとの事です。恐らく、人が傷つけたと思われます。残念な事ですが、この様な要素が、より一層動物達の危険性を高めてしまうとも思います

しかし、特にバッファローには気をつけなければなりません。日本ではクマに襲われるのを防ぐ為に、鈴などを身につけて自分の存在を知らせますが、バッファローは、人の気配に気付いても、逃げないで待ち伏せしているのです
そして近くまで来た時に、襲うのだそうです。ブッシュを歩く時は細心の注意を払う必要があります
今日の写真「モヒカンのライオン」