バッファローと鉢合せ | JWC NEWS

JWC NEWS

JWC(NPO法人ジャパンワイルドライフセンター)は、
野生動物の保護を目的として
1990年に設立した野生動物保護団体です。

今日の午後、事務所の近くを、歩いてパトロールを行いました目もちろん歩いての場合は必ずレメックのレンジャー達と一緒です。


 今回はワイヤーの罠を見つけるためです。密猟者は針金で輪を作り、動物の首がそこに引っかかるようにして罠を仕掛けるのです。しばらくブッシュの中を歩いて罠を探してましたひらめき電球


 しかし今日は、危うく僕らが襲われそうになりました・・・バッファローにですあせるブッシュの中を歩いていると、突然レンジャーのボスであるワーデンが、バッファローがいると叫んで教えてくれました。最初何事かと思いましたが、前方40m程の所にバッファローが威嚇の声を出しながら現れたのです叫び


 もちろん、皆急いで逃げ始めましたダッシュお伝えしているように、バッファローは危険な動物で最近も何人かが殺されています。あるレンジャーは木に登り、僕は距離を保つためにオープンエリアの登りやすい木まで走りましたDASH!


 しかし、バッファローは一人のレンジャーの横をかすめて逃げていったそうです。ワーデン曰く、そのバッファローは脚に傷を負っていたとの事です。恐らく、人が傷つけたと思われます。残念な事ですが、この様な要素が、より一層動物達の危険性を高めてしまうとも思いますがく~


 しかし、特にバッファローには気をつけなければなりません。日本ではクマに襲われるのを防ぐ為に、鈴などを身につけて自分の存在を知らせますが、バッファローは、人の気配に気付いても、逃げないで待ち伏せしているのですショック!そして近くまで来た時に、襲うのだそうです。ブッシュを歩く時は細心の注意を払う必要がありますひらめき電球


カメラ今日の写真「モヒカンのライオン」
200902012